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スマレジの免税電子化対応

突然ですが、「Youは何しに日本へ?」というテレビ番組をご存じでしょうか?私はこの番組がとても大好きで、よく見ています。

番組スタッフの方が空港で、今まさに日本に降り立った外国人に声をかけて、日本に来た理由を聞いて回ります。人それぞれにさまざまな理由があって、とても面白いのですが、全員に共通するのが、「日本人以上に日本を愛してくれてる」という点だと思ってます。

私たちが当たり前だと思っていることが、日本以外の国出身の方からしたら当たり前ではなくて、そこにとても魅力を感じてくれています。
そういった思いを持って、遠くから日本に来てくれている人たちを幻滅させないような日本人であり続けたいなと思いながら見てます。

というところで、コロナはまだまだ収まってないけども、少しずつ人の動きも昔のように戻りつつあるため、免税販売対応をどうしようか悩んでいらっしゃる店舗様もいるかと思います。今日は、スマレジの免税対応についてまとめて行きます!

免税販売の基本

https://smaregi.jp/product/taxfree.php

免税とは?

文字通り、税金を免除することです。簡単に言うと、商品にかかっている税金を免除することをいいます。
最近よく見聞きする「免税店」は、その税金を免除された商品を売るお店のことです。

免除される税金の種類は?

税金の種類はたくさんありますが、免税店で免除される税金は、「消費税」です。

なぜ消費税が免除されるの?

消費税とは、国内で消費されるものに課される税金のことをいいます。
そのため、日本に観光に来ている外国人(※訪日外国人)が、日本で消費せずに郷土に戻って消費するものは消費税を課される対象にならない、ということになります。
一方、外国人の方が免税店で購入したものを日本国内で消費してしまうと、それは免税の対象にはなりません。
その点注意が必要ですね。

免税の対象になるもの

専門用語で言うと、(1)一般物品(2)消耗品になります。
・一般物品・・・家電製品、カバン、靴、洋服・着物、時計、民芸品・工芸品など
・消耗品・・・食品、飲料、化粧品、医薬品など


しかし、上記の物品を購入したからといって全てが免税の対象となるわけではありません。
下記の条件が必要です。

一般物品・・・同じお店で1日のうちに5,000円以上の買い物をしたとき
消耗品・・・同じお店で1日のうちに5,000円以上、50万円までの買い物をしたとき
一般物品+消耗品の合算・・・同じお店で1日のうちに5,000円以上、50万円までの買い物をしたとき

https://j-taxfree.jp/tax-free/

免税電子化について

免税とは何か?という点がわかったので、次は、2021年10月〜義務付けられた「免税電子化」の制度について深掘りして行きます。

「免税販売手続きの電子化」とは?

これまで書面で行われていた購入記録票の作成やパスポートへの貼付・割印、購入者誓約書へのサインなどの手続きが廃止され、パスポート情報や購入情報を電子化して国税庁に提供することです。

これまでの免税販売の仕組み

https://j-taxfree.jp/tax-free/

上記のように、免税販売対象の場合、パスポートをみてさまざまな記録が必要で、非常に時間がかかりレジが止まることが多々ありました。
私も前職で、免税販売をする側でしたが、通常のレジにかかる時間+5分近く1件あたりに来ていたので、免税販売が忙しい時間にくると、うぅ・・・と感じてました。

免税販売電子化の仕組み

https://j-taxfree.jp/tax-free/

上記のように、手書きで詳細を記載して、パスポートにレシートや控えを貼り付ける、というような事務手続きが大幅に削減され、バーコードを読み取るだけ、となりました。

スマレジ免税販売対応時のレジの流れはこちら!

これだと、昔のように1件5分も時間はかからず対応が可能ですね!

免税販売可能な事業者となるには?

上記で、免税販売とは何か?電子化の対応が必要な旨はご理解いただけたかと思いますが、どうやったら免税店になれるのでしょうか?

免税店になるには、納税地を所轄する税務署長の許可が必要です!

店舗ごとに納税地を所轄する税務署へ「輸出物品販売場許可申請書(一般型用)」を申請して、許可を受ける必要があります。
複数店舗分まとめて申請することもできます。申請にあたっては所轄の税務署までご相談ください。
国税庁HP:一般型輸出物品販売場許可申請手続

スマレジのヘルプページでも、免税電子化対応スタートする方法について詳しく記載しておりますので、ぜひご覧くださいませ。
詳しくはこちら

最後に・・・

毎年人口が減少を続けている日本なので、外国人観光客にどれだけ来てもらって、購入いただくか、というのも一つのこれからの大きなポイントになるかと思います。
ぜひぜひ免税電子化対応して行きたいなぁとお考えの方々、一度スマレジにお声かけくださいませ!

お問合せフォームはこちらまでお気軽にご連絡くださいませ!

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