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商品のライフサイクルと在庫管理①

1月があっっという間に過ぎ去って、気がつけば2月に入りました!去年の今頃は何考えてたんだろうと思って過去投稿をみてたら、結構今と同じようなこと考えてて、あれ?私この1年何も成長してないんじゃないか・・・と思って焦ってる今日この頃です。

1年前も今も相変わらず毎日忙しくて、あっという間の1日を過ごしています!忙しいと言いながらも、毎週のように職場のメンバーでご飯に行ってますが😍笑。

さて、今日は、小売店様での在庫管理について考えて行きます!

商品仕入れは難しい

商品を販売して利益を得ている小売業にとって、商品発注はとっても大事です。この「商品発注」「仕入れ」が難しく、そして楽しいです。

お客様が欲している商品の在庫が欠品していると、「機会ロス」が発生し、本来売れたはずの売上が立たなくなります。
しかし一方で、過剰に在庫を発注すると売れ残ってしまい、「過剰在庫」となって現金化できず在庫高を圧迫してしまいます。

このバランスがとても難しい・・・
ちなみに、業種やアイテムにもよるかと思いますが、私が以前働いていたスポーツ小売の場合は、大体1年前に展示会があり、そこで来季(1年後)の発注を行ってました。
そうすると、正直1年間でトレンドが全然変わるので、1年前には到底流行る想定がなく、少ししか発注していなかったものが、1年後爆売れして欠品の嵐となることもあります。
その逆で、前年爆売れしたからいっぱい発注してたけど、1年後ガッツリ入荷してもブームが去っており全然商品が売れない、というようなことも・・・

それが小売業の難しさであり、面白さでもありますよね😍

商品のライフサイクル

製品ライフサイクルとは?

製品ライフサイクル理論とは、商品が市場に出回ってから撤退するまでのあいだに、導入期・成長期・成熟期・衰退期という4つの段階があるとするマーケティング理論のことをいいます。英語そのままにプロダクトライフサイクル(Product Life Cycle: PLC)とも呼ばれます。

それぞれの商品が今どのステータスにいるのかによって、在庫の持ち方や、打ち出し方、価格戦略などさまざまな打ち手を変えていく必要があります。

人間のライフサイクル

商品も人間と同じようなライフサイクルをたどります。
例えば、成長期、人間でいうと、大雑把な分類をすると学生時代でしょうか。お金を生み出すというよりは学費や食費にお金がかかりますよね。そのさきに、社会人になってからは成熟期、自分自身でなんでもできるようになります。親の手がかかるフェーズから自走して、働いて自分で生計を立てられるようになります。

商品のライフサイクル

商品も同じです。最初は、まず認知をつけなければなりません。そのため、メーカーや販売店は、販促費をしっかりとかけて、打ち出します。
(まだ売れないのに、一等地に配置するよう指示され、店舗からすると、今売れてる商品をここに出したいのに・・・と思ったりもしてましたが、この期間がないと、認知が広がらず一生陽の目を見ることができず不良在庫になる可能性があるので、大事だと思います)

そうしていくうちにやっと認知がつき始め、自然と売上が立っていくようになります!そうすると、一等地に配置しなくとも、その商品自身の認知があるので、お客様が探しにくるんですよね。
なので、一等地に配置する必要も無かったりします。
(この辺りのさじ加減が売り場作りの難しさだったりもしますね!)

最後は、シーズンの切り替えだったり後継品番の出現により、売り切っていく必要があるので、そのタイミングで売価変更をかけたり、メーカーに返品したりなどで在庫調整をはかって行きます。

このように商品もライフサイクルがあることで、店舗は鮮度の高い新規商品を回して行きます。ここで仕入れた在庫が計画以上に残ってしまうと、売り場の観点からも、在庫高、キャッシュフローの観点からも在庫を仕入れられなくなります。
そうすると、店舗は新しい商品が仕入れられず、古い商品で売上をたてて行かなければならなくなりますが、古い商品でなかなか利益確保ができず、店舗が衰退して行きます。

つまり、小売業にとって、商品は命です。
だからこそ在庫管理は、小売業にとって、生命線と言えるくらい大切な管理項目になります。

在庫管理について

在庫管理はとっても奥深くて、1回の記事で到底書き尽くすことができません!次回はこの在庫管理について、もっともっと詳しく深ぼっていくのですが、今週は「スマレジリテールビジネスプランでできる在庫管理」についてご紹介します。

スマレジリテールビジネスプランでできる在庫管理

POSレジの料金プラン

POSレジは、「いつ・誰に・何を・どのくらい」販売したか、というのがデータ化できるので、リテールビジネスプランではなくとも「今お店に何点在庫があるのか?」という数の管理は可能です!

しかし、在庫管理が命の小売店だとそれだけでは物たりないのではないかと思います。

・棚卸し
・移動平均法での正確な利益管理
・仕入れ、入荷や出荷の管理
・在庫の変動履歴

などなどより細やかな在庫や商品のデータを残すことができます。
次回は、上記についてもう少し細かく深ぼって行きたいと思います。

在庫管理について気になった方は、お気軽にお問合せください!


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