見出し画像

会社休んで鋸山登ってみた。夏のギラギラにギザギザの山筋

最近暑いですね…

なんか、あまりにも良い天気だったんでまた登っちゃいました。特に行き先も決めずに「ふっ」と思い立ったが吉。前から行ってみたかったココに向かっているのです。

横浜から朝の電車に揺られながら約40分。神奈川県の先端にある「久里浜」に到着です。初めて訪れる土地ってなんかワクワクするんですよね。こんな神奈川の末端の街にビジネスマンもいっぱいいるし、商店街も活気があって予想外の景色が広がります。

そもそも久里浜って1853年7月14日にペリー監督が黒船でやって来たところですよね、もうちょっと異国情緒溢れる街かと思ったけど、お寺や神社が至る所にあって和の風情のあるステキなところでした。

久里浜の海岸と遠くにフェリー

駅から15分も歩くとこんなにキレイな砂浜が眼前に現れて僕の心を奪っていきます。ぼ、ぼくの乗るフェリーがもうあんなところに近づいているんです汗…

のんびりする間もなく僕は小走りに船に駆け込むのであった。

平日のフェリーは空いてて最高!

海の上ってなんて気持ちいいんでしょうね。日頃の仕事のゴタゴタとか全部忘れて、ずっと青の世界に浸っていられます。

ちなみに久里浜から千葉県の浜金谷まで往復で1,780円と思ったよりお手軽な料金です。たぶん電車で行くのとほとんど変わらない気がしますよ。

気がつけば房総半島

神奈川と千葉って案外近いんですよね、三浦半島からたった40分の船旅はあっという間に終盤に差し掛かり千葉県が目の前に…

鋸山のギザギザ

富津市と鋸南町のちょうど境あたり、海に突き出すようにそびえる巨大な「ノコギリ」、鋸山。約500万年前、海底であったこの地は地層が隆起して陸地となった。その後の風雨で山肌が崩壊していき中心の硬い部分が残り、鋸の刃のようなギザギザとした山筋が自然の力によってつくられたそうです。

てっきり江戸時代に盛んに採掘された「房州石」を切り出した岩壁がギザギザを形作ったのかと思っていましたので、これまでだいぶ大きな勘違いをしていました…

そういえば今日の山登りには制限時間があるのです(笑)

何せ2時間後の船で帰ろうと思っているので、なんとロープウェイでの往復で「楽」しようとしていたのです(だいたいこういう時は何かある…)。

夏の山って好きなんですよね、人が少ないんで…頂上は1周90分ほどで周れる参拝コースになっていて、時折り木々の隙間から覗かせる切り立つ壁が圧巻の景色を作り上げています。

そもそも2時間で90分の周回コースを回る計画自体が怪しいが(笑)…

絶壁!

そして、ギザギザの山筋には真夏のギラギラが降り注ぎ、Tシャツだけでなくてズボンまで汗だくで山というか階段を登り切るとそこには感動の景色が広がっている…

鋸山から見渡す浜金谷

もう、正直言うことないです。

「鋸山サイコー!」といいながら下山を始めると、グラグラッとなんか揺れてる気がする…

あー、ケーブルカーが…

なんと、千葉県で震度4の地震が発生して麓駅までの下山用のケーブルカーが止まってしまいました…


待つこと20分ちょい、ようやく下山と同時にフェリーまで猛ダッシュという慌ただしい一日でした。

しかし、船の甲板で飲むビールはメチャメチャ美味かった。次行った時はちゃんと麓から登山したいな…


今日も最後まで読んでくださってありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?