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8.遅れてきたあややブーム

2024.6
「キャリコン挑戦記」chapter7

しばらく取り組んだテキストおさらいの目処が立ち、参考書にも取りかかりました。

学科、実技ともにこちらにお世話になりました。


学科は項目ごとに簡単にまとめが載っていて、それを読んだ後に一問一答を解くというスタイル。割と取りかかり易かったのでわたしにとっては○の参考書でした。
(ただ、誤字脱字が多くて心配にはなりました!汗)

実技についてもいくつか逐語録が記載され、キャリコンの質問によって面談の流れが変わることや問題把握の基本の基がまとめられていて読み易かったです。
ただ、ちと分厚い。
それと、もう少しキャリコンの言動の根拠やクライエントの心理についての"なぜ?"を解消してくれる説明があると納得できるのにな、と感じました。


YouTube 秋田県の大学の先生

学科試験対策として一問一答の参考書を読む、というのが勉強のメインになっていました。

、、、理論家の背景や考えに触れるまとめの作業は楽しかったので、一問一答の試験勉強が少し退屈になってきました。

そこで息抜きにYouTubeで試験対策動画をつまみ食いしていると、
こちらの動画に辿り着いたのでした。

秋田県立大学の助教授をされている先生(現職でなかったらすみません)が、講義のように理論家を解説されている動画です。

どうしても黙々と過去問を解くのが苦しい時、主に通勤電車で視聴しました。
理論家の生い立ちやテキストに載っていないエピソードも面白くて、通勤時間が楽しみになりました。

勉強が苦になると辛いので、こんな風に自分の楽しみになる方法で少しでも試験対策に繋がるように工夫しました。


遅れてきたあややブーム

と、常に真面目に勉強のことを考えていたかと言うと嘘になります。

6月後半に差し掛かる頃。
YouTubeを開くことが増え、
だんだん勉強とは関係ない動画を観始めます。

この時ちょっと中毒のように繰り返し観てしまったのが"あやや"こと松浦亜弥さんのライブ動画。


のびのび広がる歌声がただただ気持ちよすぎて。


気付けば視聴履歴が
あやや
あやや
あやや
秋田の大学の先生
あやや
あやや…

彼女がテレビやライブで活躍していた当時は"アイドルなんて"と全く興味がなかったのですが、
実は年齢もあまり変わらない女の子の活躍に羨ましさや妬ましさのような気持ちがあったのかも。

今、改めてライブ動画を視聴して、
歌唱力とカリスマ性にわくわくしたのでした。

最近また楽曲を作成されている模様。
ライブをなさるならぜひチケットを購入したいと少しドキドキして待っています。
(多分取れないでしょう笑)


にわかファンかもしれないけれど、
わたしに元気とわくわくをくれてありがとう。
♡あやや♡



無料キャリアコンサルティングで見えたもの

さて、寄り道もしながらなんとか試験対策を続けておりました。

一緒にキャリコン養成オンライン講座を受講した方とリアルでお会いしてロープレ練習をする機会があったり、連絡を取り合ったりする中で、

「無料のキャリアコンサルティングを受けてみると気付きがあっていいよ。」

という情報を得ることができました。


厚生労働省委託事業の"キャリア形成・リスキリング推進事業"のホームページから簡単に申し込むことができ、試験前になんとか受けられそうなスケジュールだったので、
後悔のないように一度受けよう、と決めて申し込みました。
オンライン面談も選択できましたが、試験対策の意味でリアル面談を選びました。

当日、非常に聴くことに専念されるキャリアコンサルタントの方にご担当いただきました。
約1時間半ほどお話ししたでしょうか。

キャリコン試験勉強中で、資格取得後はこんな風にスキルを積むと良いと考えている、という内容を語らせていただきました。

話している中で、資格取得後の自分の姿を考えるとモヤモヤしていたことが1つ晴れたような気がしました。

それは、「キャリアコンサルタントを求める人ってそんなにいるのだろうか、ましてや自分のような未経験者が求められているのだろうか、」という悩み。

そもそもー!とつっこみたくなる悩みです。

それが面談を振り返ると、

・自分って以外と自問自答が多くて、価値観を踏まえた進路を自分で決められる人なんだ。
だから今のところキャリコンに話す内容が"考えの確認"程度にしか感じられないんだ。

・キャリコンを求めて来る人は何か迷ったり、悩んだり、"求めのある人"なんだよな、
"万人に求められる必要はないんだな"

こんな気付きがあり、「自分にもできる」と思いを新たにすることができました。
(思えばキャリコンを目指すと決めたとき、
自然とシュロスバーグの4Sを回していたと思います。
義母と暮らすという"予期していなかった転機"に対して、
Situation(状況)
Self(自分)
Support(支援)
Strategy(戦略)
をだいたい網羅して考えていました。)



万人に求められる必要はない、
自分で決められる人は相談には来ないですよね。
そんな当たり前のことに思い至って気持ちが軽くなったのでした。

chapter6でも記録した通り、体調不良が続く中でしたが少し無理をして行ってよかったです。実は面談に行く際、わたしを心配してくれた双子の姉が近くまで付き添ってくれました。

面談後、喫茶店で、こんな話をしたよ、
と姉に報告をしながら"Support(支援)"してくれる人がこんなに心の近くにいることに感謝しました。


「キャリコン挑戦記」chapter9へ続く

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