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子猫里親探し奔走記[3]

#猫 #ねこ #ネコ #子猫 #里親  

すっかり2015年になってしまいました。

以前書いた「子猫里親探し奔走記[2]」で私の方で引き取った「空」も5ヶ月(推定)。とにかく甘えん坊で、食いしん坊で、恐怖心より好奇心といった感じで、色んなことに興味を示し、保護した当初は700gほどしかなかった体重も、今や3.1kg。すくすくと育っております。

話は戻って、残りの3匹の子猫たちの里親探しについて。

「空」がすでに6畳1Kの我が家にいるため、仕事で家をフルタイムで空ける家にこれ以上保護ができず、引き続き、大家さんの裏戸前で餌やりをしつつ、里親探しをしていくことに。

色々探してみたら、里親探しサイトはたくさんあったので、その中でも比較的ユーザーがたくさん見ていそうな、しっかりしたところにいくつか登録をしました。でも、それらのサイトを見ると分かるのだけど、里親を待っている猫、犬、その他の動物たちの多いこと! いくらかわいい盛りの子猫と言っても、同じような子猫もたくさんいるし、この中から見つけ出してもらうのは至難の技…運にまかせるしかないような状況でした。

案の定、なかなか申し出てくれる方は現れず…やっぱ難しいか…と半ば諦め、子猫たちが裏戸から巣立っていってくれることを祈るくらいになっていたところ、一人の女性から連絡がありました。

待ちに待った里親の申し出! その女性の家にはすでに先住猫がおり、その子がだいぶ大きくなったので、遊び相手となる子を探していたとのことでした。さらに、すでにいる子が茶トラなので、白足の茶トラの子がいいと。メールでやり取りをする中で、この人であれば大丈夫だと思い、その方に里親になっていただくことに。私の家で、これ以上保護ができないことをお伝えし、保護次第、すぐに自宅まで連れていくことになりました。

裏戸の前にウェットフードを置き、子猫たちが集まってきたところを白足くんだけぱっと捕まえ、段ボールの中に。そのまま病院に連れていき、猫エイズ、白血病、虫下し等、一通りの検査と処置をしていただき、大きな問題はなかったため、一路、里親さんの家へ向かうこととなりました。

里親さんのご自宅は、都内某所の新築マンション。立派な佇まいに、こちらもテンションが上がる(笑)。迎え入れていただいたお部屋はもちろんステキで、初めてお会いする里親さんもとても優しく…。そして、肝心の先住猫ちゃんも、びっくりするほど大きくて驚いたけれど(ぱっと見ヒョウみたいだった!)、性格はおっとりで人懐っこくて、こんなおうちにもらってもらって、ほんとによかった!!と帰り道も達成感でいっぱいでした。

その後も里親さんからは特に約束をしたわけでもないのだけど、定期的に状況報告をしてくださっています。病院で検査した際には気づかなかった結膜炎疑惑など、少々健康面で不安があったものの、今ではその症状も落ち着いて、先住猫ちゃんと寄り添って眠るくらい落ち着いているみたいです。

さて、残るは2匹。この後、またいい出会いがあったとしても、どちらかが1匹になってしまう。。どんどん少なくなる兄弟を、彼らはどう思っているのだろう…そんなことを思いながら、また現実に引き戻されるのでした…。

でも、そんな不安をよそに、また救世主が現れてくれたのです。

(つづく)

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