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遅くまで残ることが良いこととは限らない!よね

前職の職場にはびこる悪習とは!?

「はぁ、今日も残って仕事しなきゃな・・・」
そう思いながら僕のnoteを見てくれている方もいるのでしょうか?そんなあなたに質問したいと思います。
「その残業、必要ですか?」
僕の前職は建設会社の会社員です。最初は営業に配属されましたが、なぜか営業らしい営業活動をしないまま1年後に図面関係の仕事に転属。いや、この時点でおかしな会社ではあるんですけどね。
この会社の営業部には、令和の時代には考えられない悪習がはびこっていたのです。それは・・・
「上司が帰らないんだから、お前らも帰らないよな」
という圧力をかけられるというものでした。
今時ですよ。2020年代に入ったこの世の中で、自分の仕事が早く終わったのに帰れないんです。もう、意味が分かりませんでした。全員が全員という訳ではありません。しかし、上司の一人は確実に自分より早く帰る人に対してあからさまに機嫌の悪くなる人でした。
「もう帰るのか?」
お先に失礼しますの声が聞こえると、その言葉が飛び出してきます。そして、その言葉をかけられても帰ろうものなら、その直後から不機嫌になります。眉間にしわを寄せながら、見積りを作り始めるのです。
僕は、甚だ疑問に思っていました。自分の仕事が終わって帰ることの何が悪いのだろうかと。
もちろん、上司から緊急で仕上げなくてはいけないものを頼まれた、月末月初で処理するものが多い、そんな時には残業することは仕方ないことでしょう。翌日の業務に支障が出ないように。
しかし、上司が帰らないから帰れないという状況は「?」しか浮かびません。仕事がないのに帰れない。では、残っている人は何をするのか?答えは簡単です。残っている人同士で雑談をするのです。ますます「?」です。「え?仕事はしないの?」という状況。そして、理解不能な残業の原因である上司は、その態度に怒らないのか?
もうお察しでしょう。上司は、そのことについては一切怒ることはありません。むしろ、その雑談に加わって楽しそうに話しています。
この残業、何か意味ありますか?

残業するのは残業する人にも原因がある?

僕の目から見た限り、残業の原因は問題上司だけではないように思えました。その原因には、残業する人にもあったのです。
建設業界は、まだまだ喫煙者が多いイメージがあります。大手ではそうではないかもしれませんが、中小規模の会社では結構多いです。僕の勤めていた会社もそうでした。喫煙を責める気は全くありません。喫煙はその人の嗜好なのですから、好き嫌いがあるのは仕方のないことだと思います。
ここで問題にしたいのは、煙草を吸っている時間です。これが本当に長い!いわゆる煙草休憩が長いのです。外回りから戻ってきたら、事務所の外の喫煙場所で、数人が集まってダラダラと話しをしているのです。短くても10分程度、長い時には30分の場合もありました。
う~ん、仕事が早く終わらない原因には、この煙草休憩もあったのではないかと思います。
先程、残業しなくても良いのに、上司の圧力によって残っている場合を書きました。しかし、多くの場合、その圧力に加えて仕事の遅さも原因があったのです。
終業時間になると、多くの営業マンが喫煙場所へと向かっていきます。そこからは雑談タイムと喫煙タイムの始まりです。終業後ですので、いくら外にいても誰かから注意されることもありません。終業後のその時間は、ものすごく長い!僕が、仕上げないといけない図面を作成するために残業していた時は、1時間の雑談、喫煙タイムがありました!これでは帰れないはずですよね・・・。

まとめ

もうお分かりだと思いますが、僕は残業反対派です。特に前職は残業代が出ないところでしたので、残業することには大反対でした。
そもそも、仕事は就業時間内に終わらせるべきものだと考えています。それを無理矢理残らせようとするのはもっての外です。しかし、就業時間内に休憩時間を多めに取り、残業することはもっとダメではないかと思います。残業代が支払われるのならなおさらです。会社にとっても損害になってしまいます。
残業することは善、定時に帰るのは悪、この考えだけはどうしても理解できません。仕事を早く終わらせれば、家族との時間も多く過ごすことができますし、気分転換をしてストレスを解消することもできます。そうすれば、活力も湧いて、仕事の効率化も図れるのではないかと思うのですが。
さて、最後にもう一度問いたいと思います。皆さんはどう考えていますか?
「その残業、本当に必要ですか?」

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