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小満〜暦のお話〜

2020/05/20 22:49
小満
地心黄経60度、日心黄経240度
雑節のひとつ小満

☆写真は一杯に実った桑の樹


春分から60度経過した初夏の半ばの地点。


小さく満ちるという名称のとおり、
北半球で陽の気が満ちてきたことを表す節目。


陽の気はのぼり坂にあります。
野原の草花も、植えつけた苗も、

地に根を張り、陽気に合わせて一気に成長をはじめます。


新緑が豊かになり、
風には初夏の香り。


一年の中でも心地よく過ごしやすいと言われる季節ですが、不安定にもなりやすいのです。→別記事で書きますね。


この季節を過ぎると少しずつ陽気が雨を呼び、走り梅雨がやってきます。


「小満」は、春分から60度(二ヵ月)が経過した地点で、
陽の気が満ち始め、
陽気が最大に満ちる大暑7月22日まであと60度という中間地点でもあります。


この時期に環境に費やした分、夏の実りが豊かになると言われています。
本格的な夏に入る前に、模様替えや衣替えなども済ませておきたいところですが、

季節が一気に移ろうようなこの時期、

心とからだの声をよく聴いて、

無理せずひとやすみもとつも大切。

愉しんで参りましょう。

『透明な栄養』をテーマに有形無形の造形活動をしています。ホリスティック~全体観~という捉え方を活動の基盤にしています。この捉え方は、いのちの息苦しさが紐解かれたり、改善される可能性をかんじます。noteでは日々の思考研究も兼ねて、この考えをもとに書いたものをシェアしています。