知らないと損?!生命保険について
生命保険の主な保障内容は4つ
♢死亡保障:定期保険、終身保険等
♢医療保障:医療保険、がん保険等
♢老後保障:個人年金保険、変額個人年金保険等
♢介護保障:介護保険等
又この4つのほかに、子どものために備える保障として「学資保険」があります。
それぞれの保障に該当する保険商品についておおまかな内容をみていきましょう!
死亡保障
万一の死亡に備える保険としては、定期保険、終身保険、収入保障保険等があります。
定期保険は保険期間が一定で満期金のない「掛け捨て」タイプの保険です。その間に死亡または高度障害になった場合、保険金が支払われます。返戻金がない分、保険料は割安になっています。
終身保険は定期保険と違い、解約しても返戻金があります。契約後一定の期間が経過すると、払い込んだ保険料より解約返戻金のほうが高くなりますので、貯蓄代わりに利用する人もいます。
医療保障
病気やケガに備える保険として医療保険と、特定の病気への備えに特化したがん保険等があります。また、三大疾病(がん、急性心筋梗塞、脳卒中)に備える保険等、保障する特定の病気の種類をがん以外に増やした保険もあります。
がん保険では、入院の有無に関係なく、がんと診断されたら診断金が一括で支払われるタイプや、抗がん剤等の治療を受けると給付金が支払われるタイプ等があります。
老後保障
老後に備える保険として、個人年金保険や変額個人年金保険等があります。
あらかじめ設定した年齢(60歳や65歳等)になったら年金を受け取れる保険です。
●年金の受け取り方
確定年金
決まった期間、生死に関係なく年金を受け取れる。
保証期間付終身年金
保証期間中は生死に関係なく年金が受け取れ、保証期間後は亡くなるまで年金が受け取れる。
保証期間付有期年金
保証期間中は生死に関係なく年金が受け取れ、保証期間後は契約時に定めた期間、生存している限り受け取れる
などのタイプがあります。
介護保障
要介護になった場合に給付金が受け取れるのが民間の介護保険です。
多くの商品は、国が定めた要介護度に連動した形で一時金または年金(両方受け取れる商品もあります)が受け取れます。また、一時金や年金を受け取れる要介護度については、多くの保険会社が要介護2以上に設定していますが、保険会社独自の要介護度を設定しているところもあるようです。
以上、4つの用途別にそれぞれに該当する生命保険のおおまかな内容についてみてきました。
生命保険をうまく活用することで将来の安心に備えることができる為、最低限は知っておくと役に立つかもしれません。
だからと言って保険=生命保険だけではありません。
不動産を保険として持たれる方もたくさんいます。次回は不動産を保険として活用するメリットについてお話ししたいと思います。
どんな商品が自分に合っているのか、まずは知ることから始めていきましょう!
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不動産投資コンサルタント
細川 彩奈
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