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意外と
何のへんてつもない家の近所の遊歩道で、長男と同級生がよく遊んでいる。
先日息子とその友達家族と一緒に公園に出かけた帰り道、いつも遊んでいる場所から少し離れた平らな階段のある場所に差し掛かったら、子ども達の内の一人が「ここで遊ぼう!」って走り出した。
「そうそう、ここ遊ぶと意外と楽しいんだよね」と言って、また一人一緒に走り出した。
本当にそこで以前遊んでいて楽しかったのかは分からないが、それを聞いて何だかいい言葉だなと思った。
「それ意外と楽しいんだよね」
仕事でも何でも面倒だな、って感じる瞬間はある。
出来れば先送りしたい。
誰かに押し付けたい。
ようするに単にやりたくない。
でもそういうときに、
「それ、やってみると意外と楽しいんだよね」
そう呟けば、今までとは違う気持ちで関わっていけそうな予感がする。
小学2年生に教わった春の日の夕方だった。
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