マンガ読む元気はある
興味をそそられるマンガ作品や、すごく懐かしい作品を見つけては思わず読み漁る日々。その中のひとつ。
ときめきトゥナイト
初代主人公、江藤 蘭世の漫画連載時はまだりぼん世代ではなかったのだが、アニメ化され何度も再放送していたので観ていた。姉が単行本を集めていたし、少女漫画界では言わずと知れた大人気作品だし。「初代主人公」と書いたが、大人気作品ゆえ主人公は代替わりし物語が引き継がれ、世代を越えて愛される作品となっている。(現在も大人になった蘭世の作品があるようだが、それはまだチェックしていない)自分が黒髪ストレートロングを偏愛…大好きになった要因のキャラ。
吸血鬼の父、狼人間の母のハーフ。人間の中学校に転入した際、隣の席の真壁 俊くんに一目惚れしてからは、真壁くん一筋。清楚な外見とは裏腹に、真壁くんに冷たくあしらわれてもめげないし、恋のライバルにて暴◯団神谷組組長の一人娘、神谷 曜子さんとのバトルはいつでも受けて立つ強さを持つ。作品としては初期はラブコメディ要素が強かったが、徐々にシリアス路線に入る。
真壁くんの風貌から、自分は今までずっと皆は高校生だと思い込んでいたが、改めて読み直してみると中学二年生だった。「おれは一匹狼だ」と蘭世に言っちゃうあたりは真壁くんもなかなかの中2っぷりを発揮している。プロボクサーを目指して練習に明け暮れる毎日。女には興味ねぇ。
神谷さんは親のコネを(あんまり)使わず自力で蘭世に挑んでいるので、それほど陰険な感じは無く、サッパリ楽しく女同士のバトルを繰り広げる。暴◯団組長の娘ということで、クラスの皆に一線を引かれて腫れ物扱いされていたので、無遠慮に歯向かってくる蘭世の存在は何だかんだ結構嬉しかったのだろう。
今読んでもやっぱり蘭世は可愛い。
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