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#ツレの姉がうつになりまして日記「気休め、箸休め、飴。」

夜分遅くに失礼します。さかゐです。

自己紹介文にも書いているけれど、先日友人から、友人の姉が鬱になったという連絡が入った。なんならその姉の父、つまり友人の父親も鬱だそうだ。

怖い病気だということは何となく知っている。漫画やドラマでたまに見るけれど、恥ずかしながらその程度の知識しかない。

友人から連絡がきたとき、心なしか電話越しの声に元気がなく、まるでもやしだった。友人は、いつもは男気がある性格イケメンキャラではあるが、今回ばかりは喰らっているらしかった。だから今後「もやし」と呼ぶことにした。

もやしはけっこう元気がなかった。声にも張りがなく、けっこうもやしだった。冷蔵庫で2週目に入った居候もやしだった。
このまま進んでもどうしようもないんだろうという半ば諦めと、長男として奮い立たねばならないという責任との、心の葛藤が垣間見えた気がした。

翌日カードの引き落としなのに、その2日後に好きな子とデートに行く予定をたててしまった、先月の僕の感情に近いものを感じた。お前と一緒にするな!そもそも例がわかりにくい!という読者の声がきこえてきそうだが、フル無視して進み続けることにする。


「ああたぶんこれ失敗する。」「どうしようもないやん。」「勝てるわけがない。」人は経験したことがないことや、自分の実力をはるかに超えた領域を目の前にすると逃げたくなる。逃げたくなるが、どうしても踏みとどまらないといけない立場のとき、胸が痛くなり、涙が出るんだと思う。そんな時必要なのは、ちょっとした心のよりどころではなかろうか。話しても解決しないし、答えもくれない。どうしようもないけれど、少しだけ心が楽になる時間が必要だと僕は思う。

声なき声ですすり上げるもやしにとっての、そんな時間になりたくて、この日記を書き始めた。最初は精神科医になる、NPO団体を立ち上げる、養子縁組して家族になる等、クリティカルな方法を模索したが、泣く泣く諦めたのは、また今度別の機会に。

理由が理由だから不謹慎と言われるだろうか。君のnoteなんてなんの力にもならないと非難されるだろうか。

知らんこっちゃない。と大きい声で言いたい。

不謹慎だろうがなんだろうが、力になりたい。それだけだ。

1人でないことを、もやし自身が感じ、これを読んで少しでもホッとできるならそれで良い。考えすぎても仕方ないんだなと、一旦布団で横たわれるならそれでいい。気休めでいい。本質的な回答など誰も持ち合わせていないのだから。

明日からまた毎日が始まる。もしかしたらそこには絶望があるかもしれない。けどな、もやし忘れるな。気休めの友人がいることを。くだらないことを書き連ねる日記があることを。明けない夜はない、貸した金は返ってくる、膨らまない風船はない、そういうもんだと思う。

皆さんお気づきかもしれないが、いい感じの文章をこれ以上書けなさそうだし、エモい文章にはゲロがでそうなので、この辺で今日の日記は締めようと思う。

最後に夜中に出会ったいい感じの曲を一つ。何かが始まりそうな予感がする。


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