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弁当作りでプログラミング教育

プログラミング教育って?

子どもが学校で学んでくるプログラミング教育と
私たち親が感じているプログラミング教育に差はないだろうか
コードが読める
コンピュータに指示が出せる
言葉だけ聞くとそんな感じを受けてしまう事もあるけれど
そればかりではない
文部科学省の小学校プログラミング教育の手引きを読むとある程度理解はできる
一部抜粋するとこのように書かれている


第2章 小学校プログラミング教育で育む力
(1)プログラミング教育のねらい
小学校におけるプログラミング教育のねらいは、「小学校学習指導要領解
説 総則編」においても述べていますが、非常に大まかに言えば、①「プロ
グラミング的思考」を育むこと、②プログラムの働きやよさ、情報社会がコ
ンピュータ等の情報技術によって支えられていることなどに気付くことがで
きるようにするとともに、コンピュータ等を上手に活用して身近な問題を解
決したり、よりよい社会を築いたりしようとする態度を育むこと、③各教科
等の内容を指導する中で実施する場合には、各教科等での学びをより確実な
ものとすることの三つと言うことができます。プログラミングに取り組むこ
とを通じて、児童がおのずとプログラミング言語を覚えたり、プログラミン
グの技能を習得したりするといったことは考えられますが、それ自体をねら
いとしているのではないということを、まずは押さえておいてください。

これを読むとプログラミング教育で育むことを狙いとしているものは
必ずしもプログラミングを学ばなくても
日々の体験で育むことも可能だということも分かると思う

食育とプログラミング教育

学校教育は「知識及び技能」、「思考力、判断力、表現力等」、
「学びに向かう力、人間性等」を育むことを目的として様々な学習をしていて、近年プログラミングがそこに追加された
私は長年食育に携わってきたので
プログラミングを弁当作りに当てはめてみる

スライド2

ここで言う弁当作りとは
香川県の竹下和男先生が提唱している
子どもが作る「弁当の日」と限定する
なぜなら子どもが作らない弁当は子どもの学びにならないからだ
子どもが作る「弁当の日」についてはこちら

この「弁当の日」では
子どもが「献立・買い出し・調理・箱詰め・片付け」をすべて一人で行う
子どもが考えたすべての事に
できる/できない
ある/ない
などの選択肢が存在し
またそれらが失敗無く出来上がることもないので
失敗した時の計画変更/リカバリなど
論理的に考えていかないと
登校する前に弁当が完成しなくなってしまう

調理というのはプログラミング教育の目的としている
問題解決や論理的思考に必要な力を身につけるには
とても合理的な方法と言える

また、文字が読むことができない幼児や発達に困り感がある子どもでも取り組むことができる方法の一つである


問題解決や論理的思考に必要な力+α

調理は五感をフルに使って行う
音、香り、手触り、見た目、味わい
どれも子どもの発達に欠かせない
基礎となる感覚

小さなころから様々な
音、香り、手触り、見た目、味わいを体験することで
子どもは大きく成長する

ペンフィールドの脳地図を見ると
調理がいかに脳に刺激を与えているかも理解できる
1つは運動の地図で、私たちの動きを操作する場所
もう1つは感覚の地図で、体の感覚情報が処理されている場所
脳内の小人(ホムンクルス)は、その地図を立体的な人形にしたもので
図を見ると、脳がどのように体を見ているのかが見えてくる

スライド3

プログラミング教育を通して
私たち大人が次世代を担う子どもへの関わり方を
今一度見直してみるのも面白いかもしれない

ちなみに・・・
とってもザックリ入り口の部分だけをまとめてあります
まとめてみてもう少し勉強したいなという気持ちでいます
書き出すって大事ですね(^^)

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