初海外の思い出
旅に出たくても出られないので、旅の思い出を。
初海外は母と二人でパリへ。インスタントの日本食を持っていくか行かないかで、出発前から大喧嘩。
海外では日本食が恋しくなる
とか、たかだか4日程度日本を離れるだけとは思えないことをいう母。
ご飯がなければ、パンを食べればいいじゃない
の私。
結局、到着日の晩御飯に母の持ってきたインスタント味噌汁を頂くことになったのですが。いやー、初海外、閉店間際のスーパーで買い物する気持ちの余裕がなかった。
パンどころかビスケットしか買えなかった。パンは時間が遅すぎて売ってなかった。
パンが無ければビスケットを食べればいいじゃない、とは思えなかった
母との二人旅は文字通り珍道中。ヴェルサイユへの行き方がわからず、駅でたまたま見つけた、同じくヴェルサイユへ向かうフランス人家族連れに同行させてもらうことに。先方もこちらも、たどたどしい英語でなんとかコミュニケーションを図る。
「いつ、フランスに来たの?」
「昨日です」
「いつ、帰るの?」
「明日です」
「Oh… crazy…」
なんて、和気あいあいとした会話をしながらの道中。
どうも先方は1か月ほどの休みがあるそうで、「日本人、クレイジーだよ。もっとゆっくりしていけばいいのに」なんて言われてしまった。わたしもできるならそうしたいよ。
ヴェルサイユにたどり着くと、同行してくれた家族の10歳くらいの女の子が、ルイ14世の像を指して
「Louis quatorze ,Louis fourteen」
と、フランス語と英語で教えてくれた。彼女の言った英語を聞いて、私が「あ!わかったよ!」という表情をしたら、「私の英語、伝わった…」ってちょっと照れていたのが忘れられない。
そのあともせっかくパリまできたのにラーメン食べたり、たまたまふらっと入った喫茶店(名古屋人なものでどうしてもこう表現してしまう)が、ジャン・ポール・エヴァンのサロン・ド・テでびっくりしたり。ルーブル美術館で母にそっくりな像を見つけて一緒に写真を撮ったり、オペラ座に行くのにタクシーで行くかメトロで行くかで揉めたり、まあ、なんやかんやあったけれども無事に帰ってこれてほっとした旅でした。
今までに母との旅行含めて3回、パリに行っているので、残りの2回についてもまた後日。
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