見出し画像

京都で「再生」する

先月のこと。
年末からなんとなく疲労感が抜けずに2月になり、なんだか気持ちも負けてきてしまって。どこかへ癒されに行きたいと思い切って気になってた「moksa Rebirth Hotel」を予約。
「再生」しよう!

✴︎宿泊前日までのこと

ある金曜日の昼休み、私は急いでいた。普段はなるべく早くお弁当を食べてゆっくり昼寝をするんだけど、この日はチャイムが鳴った瞬間に会社から2区画先の本屋さんへ。村山由佳さんの30周年の新刊「ある愛の寓話」を書いに。土曜から1泊2日で京都に行くのに、絶対に本が必要だった。

✴︎いざ京都へ

道中で梅を発見

京都の八瀬は山も川もあって静かで、俄然元気が出てくる。現実から離れたくて道中はスマホを見ずにずっと本を読んでいた。(このために本が必要だった)冬の少し寂しい景色に梅の色が映える。

✴︎帰去来(ホテルラウンジ)にて

沓沢佐知子さんの作品

自然なアートに癒されながら京都HAHAHAUSさんの漢方茶をいただく。お茶が大好きなのでとても嬉しい。とはいえ漢方茶って独特の風味だからあんまり美味しくはないのよね、と思ってたらびっくり。優しい風味でクセが強くなくて。担当してくださった方がとても素敵で、お茶を淹れる所作も綺麗、丁寧に淹れたらこんなにも美味しくなるんだ!

茶器が美しい

大原の紫蘇で作った琥珀糖も可愛らしい。
砂糖を極力控えて作るから、2週間くらい寝かせて固めているそう。砂糖が多いと早く固まるんだって。大原の紫蘇ジュースも気になってきてお願いする。濃い赤紫色にガツンと紫蘇の風味で痺れた。

小さいのに満たされる

✴︎MALA

ディナーの薪火料理は野菜の甘みが美味しかった。お料理を待つ間に薪の火を見てるだけでも心地よい。集中してたから写真は撮ってないくらい大満足。集中するほど写真を撮らない。最近リゾットにハマってたから偶然出てきたリゾットに感激した。

✴︎ある愛の寓話

夜のサウナまで部屋でゆっくり本を読む。
仮フランス製というとっても可愛い製本。
人間ではないもの(ぬいぐるみ、猫、籠、馬…)との交流を描いた短編集。

心が浄化される

✴︎炭蒸

サウナが有名なんだけども予約がいっぱいで、夜の0時〜の時間になった。深夜のサウナ体験も不思議で良かった。貸切は気を遣わなくて安心。水風呂に入れないからまだまだサウナの良さはわかってないんだろうけど、そもそも代謝が悪いのであったまるだけでも良い気分。

✴︎朝

ずっと雨が降っていた。休日の雨は好きだ。
余計な感情を全て流してくれるし、瑞々しい緑が美しかった。珈琲を飲みにラウンジへ。人にサーブしてもらうのって本当に有難いことだ。思う存分ぼーっとできる。

朝の緑
コーヒーと琥珀糖

✴︎養生朝食

和食・洋食・養生朝食の3種類から選べる。もちろん養生朝食!湯葉と柚子のあんかけお粥。あったかくて癒される。養生のはずがおかわりしてしまった。

器も可愛い

一泊は短い。ゆっくりなのにあっという間。
またこういう時間が持てるように頑張っていこう。

ありがとう

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?