ゴラカというスパイス

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これはスリランカでGoraka(ゴラカ)と呼ばれているスパイスの一種。

学名はGarcinia Cambogia(ガルシニアカンボジア)というみたいです。

これ、スパイスというか、実を乾かしたものだからドライフルーツとも言えそうだけど。

初めて見た人はきっと、「気持ち悪い!虫みたい」って思うかもしれないけど、これは魚などの臭い消しや酸味付けに使う案外出番の多いスパイスです。

ゴラカ木になってるところ

実物はこれ。

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写真ブレブレなんだけど。。。

生のゴラカに初めて出会ったのは2014年。

ホームステイさせてもらったこちらのお宅ではスパイスとしてのゴラカを作っていて、その過程を見せてもらうことができました!

スリランカにいても、生ゴラカは売ってないし(もしかしたらどこかで売ってるかもしれないけど、私の知る限りは)見る機会はほとんどない!

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貴重な生ゴラカに、この時は大興奮しました!!!!

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生ゴラカをかじったら甘酸っぱかった記憶。。。

翌朝、作業をお手伝い。

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房を小分けにして天日干し。

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しっかり乾かしたら、そのあと煙で燻してました。

残念ながらその時の写真がうまく取れなかったのでないのですが、

ゴラカが真っ黒でスモーキーな香りがするのは燻してるから。

なのでゴラカが入るカレーは独特な風味が加わります。


魚介類のカレーにこうやって入れて、一緒に煮込みます。

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ゴラカをペーストにして作るアンブルティヤルという料理もあります。

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ゴラカは食べ物を傷みにくくする効果もあるようで、

このアンブルティヤル、しっかり水分を飛ばしてきちんと保存すれば常温で1か月位持つと言われていますが、ちょっと心配なので冷蔵庫に入れて早めに食べるのが安心。

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こちらのお宅のアンブルティヤルがおいしくて、作り方を教えてもらってきました!

料理教室でもこのアンブルティヤルを紹介しています!

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