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コンサルタントの私が休職するおはなし②
初めましての方も、そうでない方も。こんにちは。こんばんは。
MARIGONです。
前の記事で休職してまーすと書かせていただきましたが。
今回は「コンサルタント」のお仕事や仕組みについて綴っていこうかなと思います。
コンサルトって仕事は聞くけど結局何してんの…?
まず私の職業説明含め、これについて書こうかなと思います。
[consultant]を辞書で引いてみると「相談役、(専門的な)相談相手」とのこと。(weblio英和辞典より)
「ふーん…?」て感じなのかなと思います。
私自身、就職する時点で「コンサルって結局何やるんですか?」て先輩に聞いたくらいです。笑
まぁ、すごい簡単な言い方をすると、会社のお偉い人達(事業部長クラス)の相談役・参謀役だと思ってます。(あくまでも私個人の解釈です。)
そのお悩みの分野によって、コンサルタントも色々分かれます。
「うちの会社、最近業績が下がってて…どうすればいいと思う?」
→経営コンサルタント
「うちの〇〇事業、整理されてなくて。整理して統一してくれない?」
→事業コンサルタント
「うちで次こんなシステム入れようと思ってるんだけど、その準備と社員への教育よろしく」
→ITコンサルタント
要は、お客さん企業だけでは整理がつかない(もしくは考える時間もない)案件に対し、「うちならいい感じにできます!」とオファーして、お仕事をもらう感じです。
そこで功績をあげてお客さんから信頼されると、「今、こんなことに困ってるんだけどなんとかできない?」とお客さんから依頼を受けることもあります。
とまぁ、このようにして案件(プロジェクト)が発足し、それに対しコンサル会社はチームを組んでお客さんの問題解決に尽力していくかんじです。
ここまで書いてきて、コンサル会社特有の特性ってわかりますか…?
コーラ飲みたいなーて思ったらコカ・コーラ社に150円くらい払います。
パン食べたいなーて思ったらパン屋さんにパンの代金を払います。
じゃぁ、コンサルタント会社に対しては何に対して対価を払いますか…?
そう、コンサルタントが持つ知識や仕事に対して対価を払います。
究極を言ってしまうと、「コンサルタント自身」に対し対価を払います。
「コンサルタント」という人間自身が商品なわけです。
しかも、前述の通り「会社のお偉い人達の相談役・参謀役」として、「お客さん企業だけでは整理がつかない」ことを請け負って解決していくので、対価も結構大きいです。
これは本当プロジェクトの難易度やらコンサルタントの能力にも寄るけど150~300万円/月くらいの単価が付きます。(わーお!)
※ちなみにこの単価全部がコンサルタントの給料になるわけではない。
こっから所得税なり保険料なり引かれて、手元に入るのはもっと少ない。
例えば、コンサルタント一人の200万単価だったとした場合
200万÷20営業日=10万円/営業日
となって、1日の働きで10万円の価値をお客さんに期待されていることになります。
コンサルタントが心の風邪をひきがち(らしい)なのはここの考え方が結構大きい気がします。
一日の仕事を終えた時点で「あー今日俺は10万円の働きできたのか」って
考えたときにそれに値しなかったなぁと反省したり、自分を責めたりしがちなので風邪を引きがちなんだと思う。
真面目なコンサルタントほど、お客さんからの期待値と自分の成果とのギャップに心を痛むことが多いんだろうなぁ…
ちなみに結構プロジェクトチームはシビアで、お客さんからの期待値に見合ってないと、メンバーの入れ替えは早急に行うこともしばしば。
お客さんにある程度の成果が出せないと次の仕事にもつながらないし、そりゃチームリーダーはそうせざるを得ないけど。
結構プロジェクトから外される(リリース)ことで、自信を無くすコンサルタントも多くいたりします。
とまぁ、本日はこんな感じで。
よく何やってるかわからない「コンサルタント」について書いてみました。
次回以降は、私がどんな経緯で心の風邪をひいちゃったのかとか、
休職中どんな生活してるのかとか。治療の経過とか。思ってることとか。
徒然なるままに書いていこうかなーと思います。
お付き合いいただきありがとう!
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