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勉強法 ~国立大学院卒元塾講師の考える今のベスト~

ここ最近、交流いただいている方の影響で『勉強法』についての投稿をしてみようと思います。

先に結論を伝えると
「感情を動かして、長期記憶として覚える」
に今は至っています。
この場合の感情はプラスでもマイナスでもいいですが、プラスの方が単純接触効果などの相乗効果が見込めます。マイナスでもエネルギーになりますが、勉強後の継続性には疑問が残ると考えます。

現在、私自身は簿記の勉強をしている傍ら、整体の関係(解剖学、栄養学など)も併せて勉強中です。その中で記憶に残るものは『楽しい』や『面白い』の感動(感情の動き)があるものに限ります。
ただ、中学の時の記憶には『楽しい』以外に『苦しい』や『嫌だった』などの感情もあるので一概には楽しいだけが記憶に残るとお伝えしなかったのはそのためです。
勉強としては、繰り返すことが重要であったり、レコードしていったりなど各々がそれぞれの勉強法にあったやり方を挙げています。

中でも反復以外にも当事者意識をはぐくむアウトプットするための学びも効果的であるとは考えています。
しかしながら、感情を伴わずに以上のことができるかは私としては疑問をぬぐえません。
感情を伴って勉強することは漢字でも表れています。

『面白い』があります。
これは読んで字のごとく、面(顔)が白いことを表しています。
しかし、なぜ顔が白く見えるんでしょうか?

普通、勉強をするとなると下向きに勉強を行うと思います。この様子だと顔が白くなることは考えられません。しかし、顔を上げて先生を見て授業を受けるとなると日光や蛍光灯(今はLEDかもしれませんが)によって照らされることで顔が白くなります。
現に調査の中で偏差値の高い人の習慣として姿勢がいいことは徐々に現代の科学によって解き明かされつつあります。

また、勉強の始めがなかなか踏み出せないという方もいると思います。
これについては面白い見解が『TED』の動画で解説されています。

動画自体もユーモアにあふれて面白いのですが、勉強法の中でも限られた時間での学びの中から考えられた勉強の一つです。
動画内では、プロになるには1万時間が必要であることへの反論が述べられています。やり始めでもまずは10分から始めることが効果的であることも述べられています。作業効率が徐々に上がっていくにつれて『工夫』が見られるようになるからです。この工夫の部分には少なからず『もっと楽にならないか?』と考え(もしくはサボりたいとの感情)が出てきたのに他ならないと考えます。

いずれにしても心の動き(感動)が重要であり、そこからの記憶によって勉強にも影響が出ると考えます。


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