もう電話は最小限にしませんか

小ネタ:リモートワーク等のの言い方シリーズ

「テレワーク」:tele+work。国内の大企業が使っているイメージ。政府や小池都知事もこの表現を使っていた。必ずしも「家で仕事をする」事を本来は意味していない
「リモートワーク」:remote+workIT企業や外資系が使っているイメージ。必ずしも「家で仕事をする」事を意味していない。
「在宅勤務」:明確に自宅の「宅」が入っている。おうちで仕事をしましょう。

つまり意味合いはほぼイコールだが一部のイケてる感のある業界や人たちは「リモートワーク」を好んで使い、そうでない人達は「テレワーク」を使う傾向があると。

今回のコロナ騒動では、サテライトオフィスや外出先で仕事をするとは思っていなかったはずなので「在宅勤務」が意図していた意味に最も近いといえそう。

さて、緊急事態宣言が解除され何事もないように6月から満員電車が復活するのかもしれないが、個人的に気になっているのはそれよりもオフィスでの電話対応である。

オフィス内にいる人間同士ならマスクしたままで話ができる。ただ、電話やビデオ会議ではマイクや受話器の感度の問題もありマスクを外して話をすることがあるのではないだろうか。お客様相手なら尚更相手が聞き取りにくい状態で電話を取るわけにはいかない。

コールセンターで集団感染が発生したように、オフィス空間でマスクを外してしまうと、考えたくはない第二波の要因になってしまう可能性がある。

電話はつながればその場で相手から直接意思確認ができるというので非常に重要なツールだが、メール等の他選択肢がない時代から用いられ続けてしまっているが故に今や不要不急か本当に急ぐべきものか関係なしに用いられてしまって効率上ネックにもなっている。様々な手段が取れる現在、「本当に急ぐべきもの」だけの手段として変わっていくべきではないだろうか。

電話は相手の状況を踏まえずにかかってくる。コールセンターやオフィスの固定電話なら尚さらだ。感染症対策のため電話での連絡を控えてください(そのための代替のコミュニケーションはメールやWEB/チャットでご案内します)っていうのを対応できるところは早めに告知していったほうがいいのではないかと思うのだが今のところそんな話はあまり見かけないのだな。。。

時差出社や半分出勤半分在宅など、オフィスのスペースが密になりすぎないような努力は続くのだろうが電話を最小限にする方が聞きそうなんですけど。


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