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いざリベンジを果たすとき【プレビュー】【Chanpioms Leagueラウンド8】マンチェスター・シティvsリヨン

どーもあぐおです!

本日は
Chanpioms Leagueラウンド8
マンチェスター・シティvsリヨン
のプレビューを行います!

※このプレビューは、全シティの試合を観戦しているあぐおが、ユーベvsリヨンの試合をもとに作成したものです。時間があればリヨンの他の試合も見たかったのですが…すみません。

初のプレビュー&なかなか時間を作れない中でのnoteなので温かい目でご覧ください笑


さてリヨンといえば2018/19シーズンのCLを思い出すのではないでしょうか。
同じグループだったわけですが、一度も勝利できませんでした。(1-2、2-2)

シティズンとしては苦い思い出のある相手。
とはいえ、記憶力の乏しい筆者はプレス耐性の半端ないエンドンベレや、鬼キープマンのフェキル、スピードあるデンベレ、コルネ、あとはペップが「ボールを綺麗にする(記憶曖昧)」と絶賛していたアワール、、この辺しか覚えていません。
5バックでしっかり守り、切れ味のあるカウンターだったかなという印象だけ残っております。


リヨンてどういうチーム?

ユーベ戦でのフォーメーションは以下の形でした。

攻撃時は3-5-2で守備時は5-3-2のような形ですね。

簡単なゲームモデルを述べます!

ボール保持
→速い攻撃
ネガトラ
→ブロック形成重視
ボール非保持
→5-3-2のブロック形成
ポジトラ
→ショートカウンター

という感じです!
ざっっくり言えば、奪ったらカウンター!そうでなくても速く攻める!取られたら引け!って感じですね!!


注目選手(1人に絞れず笑)

個人的に「これは厄介なのでは…?」と思った選手はギマランイスです。
まだ22歳だというのだから驚き。
判断が良く、少ないタッチでテンポを出すこともできるし、運ぶこともできます。
また、大きな展開もできますし、攻撃だけでなく、ボールを奪う能力もあります。
前に見たときにはこのポジションにエンドンベレがいて、それはそれで化け物だったわけですが、この選手はまた違うタイプで高いレベルにあるように思います。

アワールは相変わらずいい選手でした。この人は上手い。狭いスペースでも難なくプレーできます。また、隙あらばスッとPAに入り、ゴールに繋がるプレーをします。特にデパイやコルネとの関係性がよく、入れ替わりながらプレスを外して前進してきます。

そして、カクレ。逆に位置するアワールとはまたタイプが違うようで、非常に広範囲に動ける選手のように感じました。
サッカーのピッチは広いため、本来横の広さを全て埋めるには5人、少なくとも4人と言われていますが、カクレのスライドは素晴らしく、WBが担当するはずの高い位置を取ったSBにまでしっかりとプレスをかけることができていました。そのため、よくあるWBが出てきた背後を狙う策も、そもそも出てこないために最終ラインを5人でしっかり構えて守られてしまうのです。
加えて、空中戦も苦としておらず、間違いなく厄介な選手です。

さて、もうお気付きかもしれませんが、リヨンにとってこの3枚の中盤が非常に重要だと思われる選手たちです。

5バックのチームに陥りがちな、引いて守りすぎて前に出れない、というジレンマを抱えずに済んでいる理由がここにあります。
単純に背後にボールを蹴って走らせるのではなく、ある程度この3枚で保持できる為、デザインされた速い攻撃に移ることができるのです。
手数はかけませんが、一か八かではなく、効果的なカウンターに繋げてきますので、この3枚を注目選手として挙げさせていただきました。


あぐお流・リヨン攻略方法

プレビューの醍醐味はやはりこれですね!
どーやって倒そうの時間です!!

ただ、申し訳ないことにリヨンの試合は今のところ1試合しか見れていないので予想フォーメーションも何もないです。本来少なくとも3試合は見るべきだと思っています。本当にすみません。

しかし、折角なので攻略法を挙げさせて頂きます。ここまで読んでくださった方は是非ついてきてください!!


①ゲーム展開を考える

リヨンはゲームモデルでも触れたようにブロック形成を非保持の準原則に定めていると思われます。
なので、ハーフライン辺りまでは楽にビルドアップできるのではないか、と予想できます。そのため、押し込んだ5バックをどう崩すかが一つテーマです。
そして、その一方で、丁寧な速攻というカウンターへの対応を考えなくてはいけません。少ないチャンスでもスピードにのらせればゴール前まであっという間にやってくるので、リスク管理はすごく大切なわけです。

②ビルドアップは楽(ハーフラインまで)

下手なミスさえなければ、ハーフラインまで行くのは難しくないと思われます。
ただ、自陣に引き込むこと自体がリヨンの罠にもなるので、背後のスペースには気をつけないといけません。
こういった点も含めて、ラポルトと機動力に優れたフェルナンジーニョの2CBになるのではないか、と予想します。

③ビルドアップ後の崩し
鍵になるのは、いかにブロックを崩すか。
二列目を攻略することでカバーせざるを得ない状況を作り出し、5バックを崩すことに繋げます。
具体的には、中盤3枚の脇を取ることです。この位置をうまく使えれば二列目を越えることも難しくないと思われます。

その際気をつけなければならないのは、U字にならないこと。大外回りになりすぎると結局最終ラインにいる5バックは絶対に崩せません。
なので、私が考える崩し方を以下に載せます。

まず、左SBにはカンセロをチョイス。これにより、左WGとしての役割も担えると思います。偽SBの位置には低めに入るギュンドアンを起用。彼にリヨンの脇を取ってもらいます。そして、ゴール前にジェズスだけでなくスターリングも絡ませていきたいと思います。こうすることで、ジェズスにマンツーマンをつけずらくし、動きの中で崩しを狙えるのではないでしょうか。

ただし、特にカクレのいるリヨン側右サイドでは、高い位置のSBに対してWBではなくIHが間に合う場合があります。
こうなると崩しきるのは難しいため、速いテンポで逆までボールを運び、スライドが間に合う前に攻め切ることが求められます。

④ハーフスペースは使えるか
シティといえばハーフスペースの攻略というほど一般化してきました。
そのため、あらかじめハーフスペースを埋めてくる5バックのチームとは相性がよくありません。一時期はBシルバが受けてハーフスペースに抜け出したデブライネから高速クロスがあがり、中で合わせて、、、という形がよく見られたものの、研究されてきて中々うまくいかなくなりました。

じゃあ今回もその位置は使えないのかというとそんなことはありません。ユーベ戦を見る限り、可能だと思われますし、十分チャンスに繋げられると思われます。

まず、相手のWBを引き出します。

SBが高すぎず低すぎない位置でボールを受けることで、相手のWBは出てきます。
その際、このWBの背後を取りに行くことが考えられるのですが、ここの反応は中々早く、良い形で前を向くのは難しいです。
なので、あえてハーフスペースで待ちます。

そうすることで、WBの背後のケアのためのスライドは早いのですが、そのスライドしたCBのケアが遅れるため(真ん中のCBはFWが気になり後ろから出てくる選手に飛び出しにくいため)、ここで受けることができるのです。
そうすればあとはいつものシティ。
斜めにボールを差し込んでもいいですし、遅れて飛び出たDFの逆をついてFWに刺すこともできますし、自分で行くこともできます。
このようにすれば、ハーフスペースの活用はできるのではないでしょうか。

⑤0トップ
レアル戦でも試した0トップ。
時々ペップが試すシステムですが、中々うまくハマっておりません。
それでも、3バックがマンツーマン気味にFWについてくることを避けるために採用することも考えられなくはありませんが、あまり効果的ではないと考えます。

理由❶ゴール前の人数が減る
ただでさえ、シティはクロスの場面でスピードをもってゴール前に入っていく選手が少ないと感じます。
0トップを採用すれば必然的にゴール前に入っていく距離が長くなり、クロスを上げたい場面で躊躇せざるを得ないシーンが出てきてしまいます。
フォーデンであれば、機動力でカバーできるような気もしますが、PA内で合わせるタイプというわけではないですし、ジェズスにしても、外からゴール前に入って決めることができるかというと疑問が残ります。

理由❷中盤の枚数過多
既に中盤では数的優位に立てているため、あえて中盤の枚数を増やす必要はないのではないでしょうか。むしろ、自分たちのプレーするスペースを消してしまいます。
それならば、FWを置いてライン上で駆け引きしてもらいDFラインを押し下げた方が、スペースが広がりプレーしやすくなると考えます。

ただ、こういった理由とは別にゼロトップの形に時間を多く割いて来ているならば、このシステムを採用する可能性もなくはないでしょう。

⑥アンカーはフェルナンジーニョ?
精度の高いカウンターを繰り出すリヨン。
いかに全体が押し上がる前に潰し切るかが鍵となります。
そこで、ある程度ビルドアップ面をクリアできると予想し、アンカーに潰し役のフェルナンジーニョを置きたいです。
攻撃のスピードを緩めることさえできれば、リヨンの攻撃はさほど怖くありません。サイドに人が集まり、技術の高いパスワークをIH中心に見せますが、落ち着いて対応すれば怖さはなく、攻めあぐねてくれることが予想できます。
そこまでわかっているならば引いて守ってカウンターと言いたいところですが、シティのプレースタイル的にまずそうしないでしょうし、攻められ続けて耐えられるほど守備力も高くありません。
なので、やはり全体で攻めて、早めに潰す。これに尽きると思います。
そういった理由からフェルナンジーニョをアンカーに置きたいのですが、そうすると今度はCBにスピードのある選手がいなくなってしまうので、なかなか難しい。この辺のジレンマをペップがどう解決しようとするのか、一つ注目のポイントですね。


予想スタメン

最後に、あぐおによるあぐおのための予想スタメンです笑

こちらになります!

上記のプレビューを踏まえて作成しました。
この前のレアル戦に出た選手たちのコンディションは非常に良く、大きくいじることはしないのではないかと思われます。
場合によっては早い段階でシルバを投入し、中盤とDFラインの間をうまく使いたいですね。
マフレズかフォーデンか、なかなか難しい判断でしたが、斜めに入っていくオフ・ザ・ボールの動きや得点を取りに行くことを考えるとマフレズかな、と判断しました。

先を見据えた際、連戦気味になるためそこをどう考えるかもありますが、まずはしっかりと勝ち切って欲しいところですね!


長くなりましたが、以上になります!

読んでいただきありがとうございました!

世の中の評価に反して非常にビビっている今日この頃ですが、彼らを信じ、早めに申請してCL決勝の日はしっかり有給を取ろうと思います笑

ではまた!

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