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『ポジョナルフットボール教典』は読むべきか!?

どーもあぐおです!

本日は4/22に株式会社カンゼンさんより出版された『ポジョナルフットボール教典』をご紹介いたします!

ネタバレはなしです!(多分)

目次
⑴そもそもどんな本?
⑵対談で笑った
⑶この本は買うべき?


⑴そもそもどんな本?

じゃん!

こちらは、Lee Scottさんの『Mastering the Plemier League: The Tactical Concepts Behind Pep Guardiola’s Mastering City』(2019出版)の訳書になります。

2017-18、208-19シーズンのシティの戦術が図を用いて説明されており、図の数はなんと100を越えます笑
本書は300ページほどなので、ほとんどの説明に図があると思っていただいて大丈夫です。

チーム戦術をはじめ、個人に関しても章ごとにフォーカスされているのでより深く学べる一冊になります。(しかしアグエロはいない)

専門用語も多少入ってきますが、そこまで難しい言葉は並んでおりません。アイソレーションや、オーバーロードといった言葉も文中に説明が出てきます。

ただ、ポジショナルプレーの予備知識はあった方がスムーズかと思いますので、私が以前noteに投稿したポジショナルプレーの説明を合わせて読むと完璧です(宣伝)

また、シティ中心といいましたが、そもそもシティ以外のチームの説明は一切ありません。
なので、これは別名『ペップシティ教典』と呼んでもよいでしょう笑

もちろん他チームサポーターであってもシティをモデルに戦術を学べます!


⑵対談で笑った

笑いましたね。
龍岡さんと結城さんの柔らかい物腰?ながらもぶつかり合う対談になっていて面白いです。

結局、サッカーがサッカーである限り完璧な戦術というものないので、この2人に限らず、いつか日本中でサッカー議論の巻き起こる日常が来たら面白いなぁと思いました。


⑶この本は買うべき?

実は、私は物凄くシティ好きな上に、戦術大好きなので、「英語の勉強でもするか!」と思い原書の購入を去年の暮れからずっと考えていました。

そんな中、この本は日本語訳されて出版されたのです!!即買いですよね笑
ただ本屋を探しても見つけることができなかったので、楽天で購入しました。

さて、購入すべきか?と聞かれたら私はこう答えましょう。


「人による」と。

私自身、戦術とか好きなので面白く読めた部分もありますが、「うーん」となってしまうことも。
2点考慮すべき点があります。

①サッカーのなにが好きか
→戦術とか興味ない!という人にとってはあまりオススメできません。選手のバックグラウンドとかは『ペップ・シティ』をおすすめします。
→ただ、シティ好きなら興味なくても一度読んでみるといいかもしれません!何が起こっているか分かり易く説明されています。

②比較的簡単
→私はこの2シーズンの試合を全て見たので、本書のことは殆ど理解している内容でした。なので新しさがなく、私と同じかそれ以上にシティを見て理解している方にとっては少々物足りない内容になっていると思われます。
→ただそれでも言語化されているため、頭の中を掘り起こすこと、整理する手助けになったのでそういった面では買って良かったと思っております。

こういった点を考慮すると、やはり「人による」と思います。
ただ、私は買ってよかったと思う反面、もう読見返すことはないかな、という感想です。


以上で『ポジョナルフットボール教典』の紹介を終わります!
最後まで読んでいただきありがとうございました。

コロナコロナと大変な時期ですが皆さんで乗り越えましょうね!
次回もお楽しみに!



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