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有機農業の未来を担う資格

こんにちは!
アグリガーデンスクール&アカデミーオンライン運営事務局のゆきだるまです。

みどりの食料システム戦略

突然ですが、皆さん「みどりの食料システム戦略」ってご存じですか?

「みどりの食料システム戦略」は農林水産省が策定した、食料・農林水産業の生産力向上と持続性の両立をイノベーションで実現するための戦略です。

この戦略が構築されることになった背景には、大規模自然災害や地球温暖化、生産者の減少、地域コミュニティの衰退などが挙げられます。
現在の日本では、全国各地での記録的な豪雨や台風等の頻発、高温が農林水産業における重大なリスクの一つとなっていて、作物の収量減少・品質低下、漁獲量の減少など、生産現場に大きな影響が生じています。

健康な食生活や持続的な生産・消費の活発化など環境や健康に関する戦略を策定することが世界的にも広がっている中、策定されたのが「みどりの食料システム戦略」です。

その戦略のうち、「有機農業」の分野についてお話したいと思います。

日本における有機農業

日本では、平成18年から有機農業進法に基づいて有機農業の推進が行われています。
現在、様々な環境問題が話題となっていますが、有機農業は「化学的に合成された肥料及び農薬を使用しないこと」と定義されている、自然と調和した環境にやさしい農業です。

2021年現在では、過去8年で約4割の有機農業市場が拡大し、有機農業の取組面積も同じくらい拡大しているそうです!

農林水産省は、さらなる有機農業の拡大として、「2050年までに有機農業の取組面積の割合を25%に拡大する」という目標も掲げています。

今後、有機農業に関する注目はさらに高まりそうですね!

「みどりの食料システム戦略」については、農林水産省のホームページにパンフレットや説明動画もありますので、詳細が気になる方は、一度ご覧になってみてください。

重要になるのが“土づくり”

ですが、やはり肥料を使わないことで、作物がうまく育たないなどの問題も出てくると思います。そこで、やはり重要になるのが“土づくり”です!

農業の基本、“土づくり”について知ることで、結果的に農薬や化学肥料を使わず、環境にやさしい農業につながっていきます。

AGSAでは、土づくりの専門家「土壌医」の資格取得を目指す、「土壌医対策受験コース」が現在開講中です。

土壌医は、「みどりの食料システム戦略」においても、環境問題や私たちの食の安全においても、今後注目度・重要度ともに上がっていく資格です。

土づくりの専門家は、日本の有機農業の未来を担うと言っても過言ではありません。


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