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こんにちは!

AGRIBUDDYでプロジェクトマネジメントを担当しているたんたんです。
農村訪問して来たので簡単に報告します。
今回の農村訪問は、アプリの使用状況調査とトレーニング、POSの導入を目的としてバッタンバン郊外の農村を訪問しました。バッタンバンはカンボジア西部に位置する都市でAGRIBUDDYが今もっとも力を入れている地域でもあります。

APPはなんのために?

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AGRIBUDDYのビジネスは、Buddy(*)が自身の住む村の農家をAGRIBUDDYに誘い、興味を示した農家をAPPを使って登録するところから始まります。登録情報をもとに、クレジットスコアリングや収穫などの様々なサービスを提供します。

*データの収集、農家のケア、現地のサポーター等AGRIBUDDYのエージェントとして活動している農村アントレプレナー

なので、APPで収集する情報はビジネスの基盤となる重要なものです。収集する情報はKYCとKYFと呼ばれるもので、名前は?出身は?家族はいるの?などの顧客の個人情報(KYC)と何を栽培してるの?農地の大きさは?農地の環境は?などの農業関連情報(KYF)の二種類になります。


日本やその他の先進国に住んでいると、そんな情報あって当たり前で、なんで今さら集めてるんだと思うかもしれませんが、カンボジアの農村部にはこのような情報が驚くほど存在しませ。ある農家と話をしていた時、朝は5haの農地を持っていると言ったのに、昼になると3haと言い始めました、実際訪問して計測してみると4ha...と言った具合です。なので、登録の段階でより正確なデータを簡単に集められること、そして残っていくことが重要になります。

APPを作って渡そう

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もちろん顧客情報の所得は数年前から、専用のアプリをBuddyに配布し、APPを通して行おうとしていました。
しかし電波がない、携帯の機種が古くAPPがダウンロードできない、そもそもスマフォの使い方がわからないなどの様々な問題で、アプリを使って集める情報と紙で集める情報が混在しており、APPがうまく機能していない、APPがBuddyの仕事の手助けにはなっていない状況でした。
なので今回の調査とトレーニングを通して、アプリの使用を徹底し、正確な情報を効率的に収集できるようにし、アプリのおかげでBuddyの仕事が楽になるようにとトレーニングと調査を実施しました。

調査、トレーニング

訪問前に、できる限りの可能性を検討し、完璧(だと思っていた)APPを携え農村に行ってみると様々な問題が発生、発覚しました。細かい話なのでここでは省きます。
現場では直接IT チームに連絡し、問題を見つけては改善してもらう作業を繰り返し、使えるようになったところで、アプリのアップデートの仕方から情報収集の方法まで事細かく説明していきました。


まとめ

まだ多くの改善点はあるものの全てのBuddyがKYCとKFCをAPPを通して所得できるようになったので、今後はより使いやすくBuddyの仕事を楽にするアプリにしていくためにBuddyからのフィードバックなどをしっかり汲み取っていこうと思います。

余談ですが、8月末あたりから収穫のためにバッタンバンに引っ越すことになったので、御贔屓に

POS に関しては後日書きます。

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