【鏡石移住体験】鏡石就農体験_10月第1弾~出来たての新米~
皆さまこんにちは!
10月5日(土)に、鏡石町で最大規模のイベント「鏡石オランダ秋祭り」が開催されました。
あいにくの雨模様だったのですが、鏡石駅すぐ近くのイベント会場やキッチンカーが並ぶ通りではたくさんの人で賑わいました!
「雨でもこんなたくさんの方が訪れるんだ…!」ととても驚きました。
鏡石では七夕まつり、あやめ祭りなどの大きなイベントが開催されており、町内や近隣市町村の方々に浸透しているのではないかと感じます。
原料のお米、糀、酒蔵さん、ラベルのデザイナーさんまでオール福島の無添加麹あまざけです。
こちらは、鏡石町のふるさと納税返礼品にも登録されています。
さて、今回は鈴木梨園さまにお世話になり、初めてお米に関する農作業を経験しました!
ちょうど鏡石では10月上旬~中旬が新米の収穫の季節。
体験した内容とあわせて、鏡石のお米の魅力も紹介できればと思います。
1日目
1日目はルレクチェという洋梨の収穫をしました。
1つ1つ傷をつけないように慎重に収穫するのですが…
1つの木で何百個も実がなるので、採っても採っても全然進んでいる感覚がないんです…
どれくらいの数量収穫するのか気になって、鈴木さまにお聞きしたところ、
「だいたい3万個ですね。」
とおっしゃっていました。平然とお話されていましたが、私は"気が遠くなるくらいすごい数字だな…"と少し固まってしまいました。
4000個というとたくさん収穫したように聞こえますが、これでも全体の15%ほどだそうです。
ルレクチェだけでなく、他の様々な品種も含めて何万個もの梨を毎年収穫して販売する鈴木さまには頭が上がりません…
大事に味わっていただきたいなと率直に感じました。
改めて農業には根気が必要だと思い知る機会になりました。
梨の活用に関する興味深い話
少し話は変わるのですが、これだけの量の梨を収穫していると、どうしても規格外品や傷がついて販売できない梨も一定数出てきてしまいます。
加工すればロスにならずに活用できないかと思い、鈴木さまにお聞きしてみました。
すると、過去にドライフルーツに挑戦したことがあったそうです。
ただ…
"販売できない梨が多く出るのは収穫の最盛期と重なり、加工している時間も取れない"
"農家自らが加工・販売までやりきったり、加工業者を探したりするのは厳しい"
という課題があるそうです。
農産物の加工・商品開発・販売について、もっと様々な分野の方々と一緒に取り組める仕組みができると、"6次産業化"や"フードロス"の観点からもよい結果につながるなのではないかと感じます。
実際に動けることが何かあるのか、考えていきたいです!
2日目
2日目は初めて米にかかわる農作業を体験することができました!
実は、鈴木梨園さまでは梨だけでなく、米や柿の生産も行っています。
ちょうど新米の収穫の時期だったので、作業をお手伝いさせていただきました!
この日は、籾殻を取り除き玄米にする「籾摺り」の段階でした。
…といっても籾摺り自体は機械がやってくれるので、私は籾摺りが終わって米袋に入った玄米を運搬する作業を担当しました。
3~40回、たった数メートル運ぶだけだったのですが、翌日には腕が筋肉痛になってしまいました…
今回の就農体験は、体力的にも精神的にもタフになることができる良い機会となりました!
おわりに
これまで様々な鏡石の農家さんにお世話になり就農体験を行い、農産物のクオリティの高さを実感してきました。
その中で、鏡石のフルーツを前面に出したイベントを10/12~19で開催です!
会場は10/12(土)が鏡石駅東口、10/13(日)~19(土)が鳥見山公園です。
期間中は、商品開発に携わった八芳園のパティシエがクレープの調理、販売を行います!
1週間開催するイベントですので、もしご興味があれば1日だけでも来ていただけると本当にうれしいです!
今回の記事は以上です。
次回もお楽しみに!