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新年早々、みかんジャム作り

(2023年1月6日)

 今年は穏やかで、静かなスタートとなった。元日、近くの神社で初もうでをした後、こたつに座っていても、生放送のお笑い番組ばかり。手持無沙汰…。ということで、一昨年から商品化に向けて研究している「みかんジャム」を作ることに。

自家製の温州ミカンとレモン

 材料は自家製の温州みかんとレモン。そして三温糖。傷はあるものの、ジャムにするには問題なし。一昨年から、さまざまなかんきつをジャムにしてみたが、やはり、温州みかんが一番おいしい。それも甘いみかんよりも、少し酸味が強いくらいの方がおいしくできる。

 みかんは表皮は剥いで、薄皮は残した状態でミキサーにかける。薄皮がついた状態を「じょうのう」というらしい。ちなみに、薄皮を剥いた中身が「砂じょう」。

 鍋に、ミキサーにかけたみかん3キロと、1キロの三温糖を投入。よくかき混ぜてから加熱。あくを取りながら、とろみが出始めるまで根気強く火にかける。その横では並行して、通販で購入した瓶を煮沸消毒。火を止めてから、レモン果汁を加え、瓶に入れ、最後は「脱気」。ふたが、「ペコっ」と凹んだら、完成。これで長期保存が可能となる。

残る課題は「賞味期限」の設定

 商品販売するため約1年前、「食品衛生責任者」の資格を取り、保健所で「ジャム製造」の届け出も済ませた。残っている課題は、「賞味期限」の設定。食品サンプルを作り、検査機関で「理化学試験」「微生物試験」「官能検査」をしてもらい、それを基に設定しなければならない。これが、なかなか期間と費用がかかる。ネットで調べてみると25,000円ほど。でも、避けて通れない。「商品」として完成度を高めてからかな?と思ってはいるが、「6次産業化」の後押しとして、こういうところに農政の手助けがあるとありがたいとつくづく思う。

これは便利!ラベル制作

 ラベル制作も小ロットのため、ネット注文して印刷してもらうのもなあー、と逡巡していたところ、便利なサイトが。「ラベル屋さん」。シール印刷シートのメーカー「A-one」さんのサービス。表示ラベルのテンプレートがあり、用紙を選択し、テンプレートをカスタマイズすれば、自宅で1シートから印刷できる。使わせていただきます!

 親せきや友人に「試作品」を配った。我が家では毎日、ヨーグルトにかけて食べている。味にうるさい義母も「おいしいーー」と電話をくれた。今年収穫分から、みかんジャムを製造・販売できるよう取り組んでいきます!

(あぐりげんき通信)

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