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過労自殺とうつ病と大臼歯の関係

過労自殺 半数が「直前にうつ」 10/25(月) 7:32 読売新聞オンラインより

2012~17年度に労災認定された過労自殺者497人のうち半数が、自殺の原因となるうつ病などの精神疾患発症から6日以内に死亡していたことが、厚生労働省の調査でわかった。精神科などの受診歴がない人も目立ち、長時間労働などの負荷を受け突発的に亡くなるケースが多いとみられる。

【精神科医・産業医のコメント】
メンタルヘルス不調の初期は、身体的な不調(倦怠感、頭痛、吐き気、耳鳴り、めまいなど多彩)が多いので気づきにくいです。外から分かる変化は肌が荒れたり、脱毛くらいです。
その次に行動の変化が起こります。例えば、今まで無かったような朝の遅刻や休みが増えたり、有給休暇をとる回数が増えたりです。さらに、仕事上のミスが増えたり、妙にイライラしていたりします。

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過労自殺に限らず、身体のバランス不良(首吊りバランス)をもとにした自殺は本人のみならず、家族や周囲の深い悲しみと後悔を引き起こします。身体のバランス不良は内部の原因(内因)であり、疲れたら身体を横にすることで、重力からの負荷を解放しています。それが睡眠(安静)の主目的とも言えるでしょう。

しかし、過労で安静位が取れない環境に置かれると、もともとバランスの悪いヒトはどんどん首吊り状態が進み、身体が疲れているのに眠れない不眠に陥ってきます。つまり、過労は一つのトリガーであり、その裏には自分の身体そのものの内因があることが多いと思われます。よって、休息はとても重要であり、内因を解消することもとても重要です。つまり、バランスよく頭や身体をまっすぐ起こすことです。

頭の傾き、身体の傾きには大臼歯の歯止め不足が深く係わっているため、そもそもの歯止めを整えてあげることが極めて重要となります。日本直立歯科医学研究会ではその学術を日々アップデートし、皆が生まれてきて良かったと思えるような社会に貢献していきたいと考えています。


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