建設業界ではたらくリアル|26歳/経理職/新卒入社4年目
本インタビューは、デジタル学生OB訪問にご協力いただける方を代表していただき行っております。
【プロフィール】
年齢:26歳
大学時所属部活:アメリカンフットボール🏈
職種:経理
業種: 総合設備工事 上場企業(入社4年目)
1日のスケジュール
(1)現在の業務について
入社してから経理を続けていて、今4年目になります。
工事を行うことによって発生する売り上げなど、工事全般に関するお金を法律に基づいて管理し、売り上げを正確にコントロールしていく業務がメインです。
経費の支払いや、立替金のチェックなど、周りの人が思う経理のイメージはあくまでもサブの業務になります。
工事の管理をしていくうえでは、現場の管理をしている人と一緒に行っています。簡単に言うと工事する側のアシスタントのような感じです。
(2)入社前と入社後のギャップ
歴史のある会社で規模も大きいため、IT化の波が来ている中で対応にお金も時間もかかり、思っていたよりIT化への移行はスムーズではないなと感じました。
例えば、システムが連携出来ていない部分があったりします。
今は現場の人がまとめてきたものを会社に帰ってきて、再度体裁を整えて他のチームの人が見れる状態にしています。ですが、理想の状態は現場でシステムに入力したら、そのまま他のチームがアクセスできる状態がベストだと思っています。今はそれを準備している段階ですね。
(3)現在の仕事のやりがい
まだうまくいっていったり、成功しているわけでは無いので、やりがいは分からないっていうのが正直なところです。
今の仕事の魅力的な点として、建設業はインフラになるので5G回線の導入など、最新技術の現場事情を聞けたり、携われたりするところですね。
(4)影響を受けた上司
入社して間もないときに、私自身業務に関する勉強が出来なくて、部長に相談をしました。そのときに「じゃあ全部アメフトに置き換えればいいんじゃないの?」って言っていただいたのは、未だに印象に残っていますね。
確かにアメフトと違い、勉強からは逃げていた部分はあって仕事で悩んだ時にはアメフトに置き換えると行動しやすいと今でも思っています。
(5)今後のビジョンや目標
5G回線や風力発電など、インフラの世界は新しいことがどんどん出てきているので、変化についていけるようにしていきたいです。
また、一昨年までは営業をやりたかったのですが、今は経理を頑張りたいと思っています。そのきっかけが、現状維持を許さない上司と一緒に働いて、自分が持っていない考え方を教えてくれたからなんです。
その上司は50代かつ、役職も上で建設業界の様々な事情を知っています。
私の年齢では到底聞けないリアルなお話を聞けているので、効率よく知識を吸収出来ていますね。
※画像はイメージです
今は自分が持っていない考えを持っている人とたくさん話して、教養や情報を増やしていくことに取り組んでいます。
(6)大学時代の経験が今に活きたこと
年齢関係なく円滑にコミュニケーションを取って、関係構築できるスキルは一番役立っていますね。
私はリターナーをメインでプレーしていたんですが、練習でどんなにうまくいっても、実際の試合ではプレー数が非常に少ないので、1回きりのチャンスでミスをしてしまうことがありました。
失敗を恐れずに平常心を保つという面では当時の経験が活きています。
仕事でも「堂々としてるよね」って今でも言われます(笑)
あとは何か問題が起きたらすぐに行動しないといけないと教えてもらっていました。仕事でも何か問題が起きたときに、行動を起こすスピードは他の人より早いと周りの社員からも言ってもらえています。
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