証券会社ではたらくリアル|27歳/営業職/新卒入社4年目
本インタビューは、デジタル学生OB訪問にご協力いただける方を代表していただき行っております。
【プロフィール】
年齢:27歳
大学時所属部活:アメリカンフットボール🏈
職種:営業
業種:大手証券会社 上場企業(入社4年目)
1日のスケジュール
(1)現在の会社と業種を選んだ理由
職種関係なく、とにかく大手に入りたかったからですね。
周りの先輩・同期は大手を受けるのが当たり前で、中小とかベンチャーはそもそも選択肢に入っていませんでした。
周囲の環境から、大手に入らなくちゃいけないプレッシャーもありましたし、大手じゃないと恥ずかしくて周りに言えませんでした。
実際に大手縛りで就活を行っていて、6月に選考中の企業が全滅し、7月からゼロの状態で就活を再開しました。
そこから大手証券会社2社の選考に進むことが出来て、そのうちの1社が1週間で内定が出て、心身ともに就活で疲れ果てていたのでそこに決めました。
(2)入社前と入社後のギャップ
もともと人見知りだった自分が、営業への抵抗が全く無くなったことです。
そもそも知らない人に話しかけたり、電話すること自体が苦手でした。
ですが、電話営業や飛び込み営業を毎日相当な数こなしていたので、苦手意識は無くなりましたね。
特に電話に関しては、私生活でも苦手意識がなくなりました。
例えば、お店の予約の電話をするときに少し躊躇したり、知らない番号から電話がかかってきたら出ないと思いますが、今は構わずに全て出ちゃいますね(笑)
最初は難しいですけど、やらなくちゃいけない環境なので何とかなります。
最近は株式売買の利益率が低下していて、営業スタイルがソリューション営業に徐々にシフトしています。
ソリューション営業は簡単に言うと、顧客企業の課題を見つけ、企業・事業の合併や買収などの解決策を提案していく営業スタイルです。
(3)仕事で一番うれしかったエピソード
1年目の時に初めてお客さんと契約出来た時ですね。
2か月くらい同じお客さんのもとに頻繁に通って契約してもらいました。
実際にわずかながら利益を出すことが出来て、お客さんに直接「ありがとう」と言っていただいたときはうれしかったですね。
(4)影響を受けた上司
営業力が鬼だった、トップセールスの先輩社員です。
ぶっちゃけ、どんなに情報を集めていても株価の動きは誰も予想できないと思っています。証券会社の営業はその不安定な要素を受け入れながら、相手にうまく情報を伝えて、納得して買ってもらわなきゃいけないんです。
実際に証券会社で働いてみて、成果を残せる人は3種類いると感じています。
①目標に対して、達成意欲が異常に強い
②人付き合いがめちゃくちゃうまい
③仕事もプライベートも全てがパーフェクトな人
(5)今後のビジョン
FP(ファイナンシャルプランナー)2級の資格を取得して、昇進を目指したいです。
FP(ファイナンシャルプランナー)とは?
日々の家計管理や老後に向けた資産形成など、税制・投資・不動産・教育・相続まで、幅広い相談に対応するお金のエキスパート。
現在働いている会社は大きく分けて階級が2つあります。今は下の階級ですが、上の階級に上がると年俸制になって給与が一気に上がります。
しかし昇進の条件として、FP2級の資格と上司からの推薦が必要になるので、まずは資格を取りたいですね。
(6)就活中の体育会学生に伝えたいこと
経験したからこそ言えることですが、就活をする上で周りの目を気にするのは本当にやめた方がいいです。
自分のやりたくないことを続けて、50歳になってもやはり物足りなさを感じてしまうと思います。たとえ収入や福利厚生が恵まれていなくても、自分がやりたいことをやってみた方が自分自身の可能性は広がります。
あと、自己分析は本当に大事だと思います。自分が何をしたときに楽しくて、やりがいを感じるのかっていうところ。
自分自身のことを深堀りして、他人ではなく自分が納得出来る就活をしてください!
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