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完璧を求めないが完成への近道 3DCGアニメーション

こんちゃかみやんです。本日は3DCGアニメーションに全振りした話です。
記事の内容は念願のゲームキャラクターアニメーションが完成したので一つ一つ要素を取り出して振り返っていこうと思います。

これから3DCGアニメーション始める人や一回挫折した人など少しは参考になるかも。(ならなかったらすみません)
全体の流れや、完璧に作り上げなくてもいいんだ!など少しは気が楽になるかもしれません
なったら嬉しいです。

最初に

ゼルダの伝説時のオカリナをモチーフにした”リンク”を使い1分ぐらいのアニメーションをBledner(CGソフト)で作ってみました。
ちなみにタイトルに書いてますが、ゲームキャラクターを作ってアニメーションさせたいと思ったのは令和2年です。
当時モデリングの練習したが、面白さが全然わからなかったしアニメーションさせるまでのイメージ(流れ)が全然理解できず断念しました。

そんな僕が再度挑戦し完成までこぎつけることができました。
途中で断念してももう一度初めたらOKだねということを理解しました。

また3DCG業界に就職したいなどという希望は一切ありません。完全完璧趣味です。面白く楽しいものが創れたらOK!!というコンセプトです。

アニメやゲームきっかけでBlednerなどのCGソフト触った人も多いと思います。作りたいキャラクター顔の途中で終わってしまった、、という人も少なくないと思います。
そんなことをふと思いました。

Idea

まず簡単なアニメーションにしようと考えました。飛んだり走ったり攻撃したりはせず、そして10秒ぐらいで希望でした。

キャラクター作るなら好きな人を作ろ〜と思って選ばれたのがゼルダの伝説からリンクでした。
動きの流れしては
リンクが歩く→台の上でオカリナ吹く→扉開く
任天堂64の時のオカリナではよくあるシーンだと思います。

4カットぐらいあれば事足りるなと思いました。
(この段階で簡単な絵コンテがあればもっと楽に創れたらと思います。)
ざっくりこれぐらいのイメージわかせモデリングに入ります。

Modeling

キャラクターモデリングはこちらの動画を参考にしました。


細かいことはこだわりませんでした。ざっくり形を取れてパット見リンクと認識されたらOK!いう”細部に神が宿る”という言葉をガン無視して続けます。

そして、背景、オブジェクトのモデリング。

実際のモデリング現場。こうやってみるとすっからかんw


ネットでモチーフとなる神殿を調べて、海外の実在する神殿もざっくり調べて、最小限のオブジェクトで行くことにしました。

またこの時大事なのんは、カメラを最初から決めておくことです。
カメラの内側に映るものだけつくって、それ以外は無空間です。

一人で全部の工程をするので、それぞれ無限に時間をかけてられません。時間短縮のために無駄を省きます。

Rigging

AutoRigProという有料アドオンを使いました($40の方)。買ったのにずっと眠ってたので起こしました。
体が動けばOK!に標準を持っていきネットで最低限の動かし方を調べてGO!
修正も含めて1時間あれば動かせる状態まで持っていくことできました。

めっちゃ楽チンでありがたや〜

体は動くようになったが髪の毛とかは追加でセッティングしないといけないみたく、面倒だから辞めました。
今回は最低限のラインで完成させるが目標です。次回髪の毛や武器など動かそうと決めおわり。


この骨入れを一瞬でやってくれました

Texture

ここが最高に楽しい時間ででした。
床の大理石以外全部手書きしました。
柱、壁、リンクの髪の毛、顔、オカリナ、服全部手書きです。
Blender内のテクスチャペイントとPhotoshopを両立しました。

僕絵心ないので上手な絵はかけないですが、テクスチャペイントは色塗りに近い感覚。
ハイライトやシャドウを考えるのが苦手なので特訓しながら描きました。


メインの扉に使ったテクスチャ。リンゴとシーカー族のマークをかけ合わせてつくってみた。
Photoshop使用

Animation

最大の山場アニメーション。
めっちゃ時間とって完成に近づけるぞ!と思ったが途中で作らなくなりそうやったらので、あんまり時間かけてません。
動かした箇所は、足、腕、顔、腰、のみ。
AutoRigで動かすところがもっとあったけど、ほとんど使いませんでした。

歩くのはループサイクル使ったので、足の動き一周したらウォーキングは完成。
途中おかしくなって、浮かぶような動作になってしまったが、面白かったしめんどくさかったから採用しましたw (絶対ダメだけどwそれぐらいラフにいきましたw)

Composite

結局シーンを5つつくって、それぞれ書き出し。
フレームレートは12fpsのフルサイズのeevee書き出し。(つづり違うような、、)
リンクをライトの影響を受けないようにシェーディングしたのでそのおかげもあり30分ぐらいの書き出し時間ですみました。

Aeをつかって効果音、BGM、扉が閉まる音がフリーではいいの無かったから有料素材を購入。(お金でクオリティーが一瞬で上がるなら買うタイプ)コントラストと色味調整、テキスト挿入と曲吹いたあとのモヤモヤエフェクトづくり。
どうつくっていいかわからへんかったから、手探り。

どんどん完成に近づき、楽しくなり、ゲラゲラ笑いながら一本に仕上げていきました。

思いのほか曲が長く、45秒ぐらいになっちゃいました。
10秒ほどのアニメーションのつもりがww
絵コンテは必要だなと完成してから。


完成して

一本最後の工程まで作り上げた事実が最高に嬉しいです。なんせ3年ぶりなので。3年間の夢が一歩踏み出した感覚です。
全体を完璧に作り上げるのにこだわってたら多分完成は出来なかったと思います。

短編アニメーションを作っていくたびに一つ新しい事に挑戦してみようともいました。質より量。

またこの趣味を続けていくにはどうしてもお金を生み出したいと強く思いました。
きっても切り離せない関係のお金。
結構切り離して考える人がいるイメージだが、切り離さず売上を作れる方法を探ってみようと思います。

なので僕が言いたいのは、完璧を求めずに、楽をする作業も大事だよ!ということでした!

こんな形で3年ぶりに完成した3DCGアニメーションに全振りした話でした。

何かご意見などありましたら遠慮なさらずにお待ちしてます。


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