見出し画像

スイカを頭で割るコツ

いたって真面目なあごひげ20cmです。

突然ですが、スイカを頭で割りたい!と思ったことありますか?
ありますよね?

だって、アンケートをとったら1位になったんですから。皆さん、スイカを頭で割りたくて割りたくて仕方ないとお見受けいたします。

残念なことに『スイカ 頭で割る』とググっても、有益な情報は出てきません。「芸能人が割ってました」「意外と簡単なんじゃない?」「痛そう」など、伝聞情報と憶測が拡散しているだけです。

しかし、武道の経験がない自分ですら、少しのコツを意識するだけで一発で成功させることができました。
コツはたったの3つ!さっそく紹介していきます。

大前提として「頭」は衝撃を与えるべきではない部位です。何らかの外傷・後遺症に見舞われたとしても、筆者は一切の責任を負いません。あしからず。

1. スイカを裏返して置く

これはスイカを棒で割るときにも通用するテクニックです。

実は、スイカの皮の厚さは均一ではありません。ヘタの周りが一番分厚く、ヘタの反対側は皮が一番薄くなっています。疑わしい人は『スイカ 断面』で検索してみてください。

ここがスイカの弱点です。ヘタが頭だとしたら、ちょうどお尻ですね(ちょうどお尻?)。
狙いを定めてあなたの頭をぶつけましょう。


2. まっすぐ頭を打ち下ろす

成人の頭の重さは体重の10%程度と言われています。体重50kgの人なら頭は5kgの計算。

それだけ重量があるのですから、正しく力を伝えればスイカが割れるのは道理というものです。ここでいう「正しく」とは、「スイカの中心に向かってまっすぐ」という意味です。

球を打つタイプの球技(野球、バレーボールなど)の経験者ならイメージしやすいかと思います。球の中心からズレた場所を斜め方向に叩いても、うまく球に力が伝わらず遠くに飛びませんよね。


また、全身の筋肉を総動員する必要はありません。
むしろまずは脱力すべきです。スイカの50cm上空から頭を自由落下させるイメージ。5kg以上ある硬い物体をスイカに向かって落とすのです。

脱力した状態で頭を落としてインパクトの瞬間にだけ力を入れる。そんな力の使い方が理想的です。


3. ためらわない

なによりも大切なのは、ためらわないことです。

なぜかというと、割るのに失敗すると頭に衝撃が返ってくるからです。スイカが割れなかった場合、作用反作用の法則によってスイカにぶつけた力がダイレクトに跳ね返ってきます。中途半端なのが一番危険です。

逆に成功した場合、スイカにぶつけた運動エネルギーは「スイカを割ること」に使われるため、衝撃が頭に返ってくることはありません。

下の動画を見ると、スイカが綺麗に割れた時とうまく割れなかった時の衝撃の違いがお分かりいただけると思います。ギネス記録に挑戦したものの、残念ながら記録を更新できなかった人のドキュメンタリーです。
(ちなみに本記事投稿時点でのギネス記録は、1分間に49個だそうです。)

この方の敗因として①スイカを横向きに置いていること、②おそらく皮の分厚い品種でトライしていること、③テーブルがたわんでしまって力が分散してしまっていること、などが挙げられます。

こういった先駆者の勇姿を参考にして、自身のイメージトレーニングの精度を上げましょう

「自分なら絶対に破壊できる
「この石頭でぶち抜いてやるんだ
サヨナラ!スイカはしめやかに爆発四散した」

そういった強いスピリットでスイカと対峙するのが良いでしょう。


年の瀬も近くなって参りましたが、上記3つのコツを活用して良きスイカ破壊ライフをお過ごしくださいませ。

大前提として「頭」は衝撃を与えるべきではない部位です。何らかの外傷・後遺症に見舞われたとしても、筆者は一切の責任を負いません。あしからず。(再掲)

この記事が参加している募集

最後まで読んでくれてありがとうございます! 「スキ」やSNSへのシェアなどしてくださると励みになります。 万が一、もしも有料サポートをいただけましたら、推しVtuberにスパチャを投げます。非効率なので非推奨。