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木のアロマブレンドキットが生まれるまで

「ころんちゃんの香りとあそぼ♪」を販売している株式会社トリ―トーンの中澤様(以下敬称略)にお話をお伺いしてきました!


ー香りをブレンドするキットって意外とありそうでなかなかないと思うのですが、”香りをブレンドする”というところに何か思い入れがあるのでしょうか?
中澤:
私の妻がアロマブレンドデザイナーで、香りを組み合わせると別の香りに変化するという面白さを知ったんです。彼女は自分で香りを作る楽しさを子供たちに知ってほしいと言っていたので、「それなら誰でも体験できるブレンドキットを作ろう」となってこの商品が生まれました。

ーそうなんですね。木のブレンドキットになったのはなぜですか?
中澤:
大人の趣味なら精油を数種類揃えて自分でアロマブレンドできるんですけど、ある程度は精油の知識や扱い方を勉強しないといけないし、ビーカーやスポイドなど道具も必要なんです。それに対して「誰でも簡単に」できるように精油そのものではなく、木のチップに精油を染み込ませたらどうかなって思いついたんです。

ー香りはどのように選んだんですか?
中澤:
はじめに、京都産の素材を使いたいという思いがありました。地元で精油が採れるもので、みんなが知っている香りが良いと考えたので、定番の「柚子」と「檜」を最初に決めました。そこから、もう少し京都産のものを入れたいなと思って、「黒文字」と「杉」を追加しました。最初は4種類でもいいかなと思っていたんですが、香りのバランスが少し偏っちゃうと思ったので、僕の好きな北海道と沖縄にフォーカスしてみたんですよ(笑)

ー急ですね(笑)
中澤:
それで色々試してみて香りのバランスが良かった「北海道モミ」と「沖縄月桃」の2つを採用しました。