(aan,h001,⏩720p👍) 英語のイントネーションは『ゎ・わぁ・わ！』ではなくて『ドレミ』でした

✅イントロ

むかしむかし、バンコクから１００㌔㍍ほど北にあるスパンブリーという田舎でのお話です。

タイ語の参考書の声調記号の通りにタイ語の文章を現地の田舎娘を相手に読み上げていたんです。

でも、何度繰り返しても娘は首を傾けるばかりで、全然伝わりません。

色々試してみたところ、先ず最初に『話し方がゆっくり過ぎると駄目』だというのに気づき・・・、

そして、最後にようやく声調というのは音量『ゎ・わぁ・わ！』ではなくて、
音程『ドレミ』の事だと云うのを“発見”したのでした！

✅私達日本人は英語の発音がわかってません

復習を兼ねて、画像と動画を作ってみました。
ここで使ってます発音記号は、IPA『国際発音記号』と Jones(動画では"JSN")式 の２種類あり、何が違うかは専門の書籍を読んでもらうとして、
ここでは、以下の図の “Ａ” と “Ｂ” に注目してください。

貴方はこの発音記号（強勢記号）を見て「大きな音量」と「小さな音量」と印の無い箇所の「普通の音量」があると考えてしまっていませんか？

実はこれらは「音量」ではなく「音程」を示しているのです。
ここでは便宜上『ドレミ』という音楽の音程を使って説明します。イメージとしては
『ド』は普通（基準）の音程、
『レ』=“Ｂ”は『ド』より高い音で『第二強勢』と呼ばれる音程、
『ミ』=“Ａ”は『レ』よりさらに高い音で『第一強勢』と呼ばれる音程です。

『第二強勢』の『レ』は『ド』よりも高い音程だというのも重要な点ですので繰り返しておきます。

これも繰り返してますが、欧米圏の英語話者は『音量』の変化で聞き分けているのではなく『音程』の変化で聞き分けているのですね。

"thirteen"『１３』 と "thirty"『３０』の聞き分けは、イントネーションが第二強勢で始まって直後に第一強勢が置かれているか（＝１３）、あるいは 第一強勢で始まってるか（＝３０）、という部分に意識が置かれているのです。

日本語は、音程の高低 での意味づけがとても少ない言語ですので、第一言語として日本語を使ってる私達には 英語の 音程の高低 という感覚はとても分かりずらいのだと思い至ったわけです、先のスパンブリーの地にて・・・。

✅動画も作ってみたのでこちらでも確認してみて下さい。英語音声は ０.３倍速でとてもゆっくりです。

"grasshoppers" は "gra"が第一強勢、その後が第二強勢
"thirteen" と "thirty" は先の説明の通り。
"produce" は 名前動後 の参考例です。

※YouTube右下の 設定・ギヤ(="⚙")から画質 720p を選択して下さい。
※動画再生しない時は 右下"YouTube.comで視聴する" をクリックして下さい。

ここで私が投稿しています発音記号で名前動後のパターンなどは、
名詞には "ⓝ" を、
動詞には "ⓥ" を、
形容詞には "ⓙ" を付けるように、
また、
"the"は直後の英単語で "ðə" と "ði" を適切に付けるようにしています。

アメリカ英語の特徴で『連なった英単語は発音を繋げて発声』してますので、これは別途注意願います。また、発音記号は作成者によって微妙に違うということも此処では示しています。

✅参考文献（発音記号のソース）

IPA(es) ： easypronunciation.com
IPA(wb) ： weblio
IPA(鬼) ： 英語発音記号の鬼５０講（米山明日香著）
JSN(fr) ： 英語→発音記号変換フォーム

✅二次利用等について

この投稿テキストと画像と動画は、まっとうな使い方（主に学習・指導用）として使われる分に於いて、また、私個人の創作活動を妨げない限りに於いて著作権やその他の関連の権利等の主張はしないものとしますので、引用・転載・改変による二次利用（三次利用は不可）など、ご自由にご利用ください。
動画の音声作成には 音読さん を使用していますので、動画をそのまま使わずに変更等を行う場合は 音読さん 側の権利主張に従ってください。

（ちょっと想像が出来ないのですが）万が一、引用者、転載者、２次利用者が損害を被った場合は「まっとうな使い方をしていない」という理由等になると思っていますので宜しくお願いします。

✅まとめ

英語を話したい、社会人や若者達よ！

英語耳と英語口を鍛える日本でもっとも有効な訓練はカラオケに行って、正しい音程で正しく歌を歌えるようになることです！

ご両親や家族も、英会話能力の獲得の為にカラオケで練習することに反対する人は居ないのです！

英会話が出来るようになるために、正しい音程で話せるように、正しい音程で歌を歌えるようにカラオケに行きましょう！

（note運営の方、此の ↑ の文をカラオケ業界に広告コピーとして進呈しますので、代わりに年間２０万円程度のサポート寄付金を私にして戴けるよう交渉願います！（暇な時があれば、で良いです・・・）、あるいは勝手に 其の侭 or 変更して 使ってくれてもそれなりに嬉しいので広めて下さい！）