手、もしくは掌

「笑っていいとも！」にEXILEのTAKAHIROさんがお出になられた時の話です。TAKAHIROさんは美容師の資格をお持ちだそうです(おおおとこが知ってる一番マニアック？なEXILEメンバーの知識、薄っぺらくてごめんなさい)。

当然、お客さんにシャンプーする練習をされたようで、人によっては手が荒れちゃうという話をタモリさんにしていました。

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なぜこんな話になったか？髪を切られてる時って基本何もできませんし、小学生の頃に漫画読んで笑いすぎて当時通っていた美容院のおじさんにガチで怒られてからはもっぱら美容師さんとお話ししています。

そして、シャンプーされてる際には冒頭の話のようなことを考えています。この人はここに行き着くまでにどれくらいシャンプーの練習をしたんだろう、これからどれくらいお客さんをシャンプーするんだろうなんて考えています。

手をちゃんと見ることはできませんでしたが、きっと美容師さんらしい手をされているんだろうなと考えていました。

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ふと自分の手を見てみると、父の手にも母の手にも似ていないことに気づきました。記憶から消えそうな祖父たちの手とも、存命の祖母の手とも似ていません。

おそらく僕の手は、直接知らない祖母の手に似ているのではないか？そう思うと、急に自分の手が愛おしくなってきました。