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梅雨の合間。

五月雨の
重い空気に 鎖されて
歩けば 歩く程
窒息する様な 心持ちがした。



夏目漱石【それから】




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そこまで 重々しく
憂う事はないけれど


厚い雲に 覆われ
閉ざされていた 太陽は

梅雨晴れの 今

見上げなくても
僕を 覗き込んでいる。


眩しいったらありゃしない。



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