時短が終わったら辛いよ

心と向き合うことにしました

もう昔みたいになんとかごまかしてやり過ごすのは限界に来ているようです。


自分を真正面から見つめて自分ってやつと向き合わないといけない

これはなかなかしんどいことです

誰かと比べることで一喜一憂してきましたが、もうそんな次元にはいないのです。

自分は自分でしかないし、自分を楽しませるのも苦しませるのも自分です。家族のことよりも自分のごきげんを取ることの方が実はものすごく難解で重要だったことに気付かされたのです。

家族の誰かの心配をして世話をしてやれば自分の存在価値を担保することができましたが、子どもが成長し時短勤務が明けたいま、自分のことに集中しなくてはならなくなった。

子育てママで過ごした10年、何をしてきたんだ?と問われているのです。

子育て中だから…と色々甘んじてきた自分には社会が突然つらく厳しい世界に感じている。それが仕事に対する自分自身への無価値観につながっているとわかったのです。

わたしはどこかでずっと「子どもがいるのに働いている」ことに甘えて寄りかかっていた。頑張ってるよね、子育てしながらえらいよね、と社会的なワーキングマザーの地位向上の掛け声になぞらえて自分をある意味甘い立場に置いてきた。

でも実際はわたしよりずっとずっとしんどい過酷なワーキングマザーたちがたくさんいた。わたしなんかは理解ある職場でぬくぬくと子育てしてたわけです。なんの苦労も心配もなかった。

ところがどうでしょう。
4月から時短勤務が明けて、「子育て中だから…」というパワーワードが使えなくなりました。もちろん必要に応じて休暇を取ることはできるけれども、子どもがいることとわたしの仕事にはなんの関係もない、ということになってしまいました。

おそらくその事実がわたしを不安にさせた。
なんの逃げ道もない、ワイルドカードのない状態で自分の労働力と向き合わなければならなくなった。そこまで働くことに前向きではないわたしとしてはキツい状況になりました。

思えば職場での過度な期待も求められて当然のスキルです。何を負担に感じる必要があるのでしょうか…


答えがわかったところで
仕事に対する考えが変わったかというともちろん簡単に「好き!」とはいえませんが、言いようのない不安が胸を支配していた重苦しさは晴れたような。

時短勤務という柔らかいクッションがなくなったことを受け入れてあとは「なるようになれ」でやるしかないのです。

どうにもしんどいなら辞めてやる。

自分がいろんなものに体と心をあずけていた事実に驚きつつ、娘の成長を実感したのでした。


実は、心療内科を受診してもらった安定剤があるので明日は飲んでから仕事をやってみます。


あくまでも、ほどほどに。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?