幻覚と生きる天才研究者
映画ビューティフルマインドを観た.
ゲーム理論で有名な天才研究者が統合失調症と向き合いながら生きる半生を描いた作品.
途中,幻覚がひどすぎて目を細めてしまうようなシーンもあった.
それでも病気とうまく向き合って,最後に栄誉ある賞のスピーチで奥さんに向かって,
"You are all my reasons."(君こそ僕の解だ)と感謝を述べるところ,とても素敵だと思った.
どこまで実話かどうかは分からないけど,奥さんの支えあってこそ生きられたんだと思う.
奥さんが鏡にコップ投げつけて急に発狂するシーンとか,心が痛すぎた.
誰かのために生きる,って簡単ではないよなと.
実際に,離婚してもなお側で支え続けたというのを読んだ.
将来家族を持ったとして,そんな生き方が自分にできるだろうか.
研究者は,成果に常に追われる運命にある.
一生自分の論文等の数字がまとわりつく.
メンタルを保ちつつ,自分が楽しめる研究を続けていきたい.
研究以外の熱中できることも見つけないと!!
あと映画でみんな着ているスーツ風のファッションかっこいいな.
アイビールックというみたい(?)
日本は湿度高すぎてなかなかジャケットの出番はないのだけれど.
あと,自分の万年筆を渡すっていう文化(映画の中だけみたいだけど),文具好きからしたらイケてると思った.
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