バスvs鉄道に思うこと

〇ゲストが足引っ張りすぎ

一人だけ列車に間に合わなかった人:スギちゃん(迷子)、じゅんいちダビッドソン(お腹を壊したため)、パンクブーブー黒瀬(足をくじいた)、渚(体力不足?)

靴を途中で変えた人:馬場ももこ、ゆきぽよ、チャンカワイ、パンクブーブー黒瀬、渚

その他にも、鍵返し忘れ(村上)、タクシー代使い込み(馬場ももこ)がある。さらに編集でそれらをクローズアップしているのもいまいち。番組の山場になってしまっているのだ。

これらのミスは(列車乗り遅れを除き)ほとんど解決できたはずなのだ。靴に関しては事前に歩くことを説明し、準備をお願いすればよい。鍵返し忘れはスタッフが代わりに返しに行けばよいだけのこと。タクシー代も別に出すか馬場ももこさんが払うかすればよいだけのこと。そもそも、この回はタクシー代を残してゴールできている。わざわざ編集でクローズアップする必要はなかったのだ。終わった後で(カメラの回っていないところで)誰がタクシー代を払うか言い争えばよい。

そもそも、番組内容を分かっていない状態で来る出演者が多い。「え?これ旅番組じゃないんですか?」というやり取りがもはや恒例になっている。それでガチ感を演出したいのかもしれないが。私は「そもそも事前に歩くことを伝えず、ゲストも過去の番組内容を一切チェックしていないのか?」と思う。もう何回も行っている番組なのだ。「歩くとは思わなかった」なんていうのは説明不足である。

そういうこともあってか、この番組で好感度が上がった人は多くない。はるな愛、浅田舞、横山由依、高城れに、亮あたりは好印象だったが。そしてそれの多くは出演者の責任ではない。スタッフの事前説明、編集のせいでそう見えるようになっているのだ。

〇編集のポイントがずれている

太川さんが勘違いした時など、しつこくリプレイしたり、カウントダウンしたり、「まさかの事態が」などと煽ったり。上記ゲストのミスも、編集でクローズアップすることで余計に際立っているように感じる。

そのほかにも、井上咲楽がロケそっちのけで虫取りしたり、トレンディエンジェルたかしがアイドルオタクむき出しだったり。前者について、仕事放り出して虫取りするのなら、仕事にならない。したがって演出なのだろう。昆虫食そのものは別にかまわない(個人の嗜好の一部だ)が、やりすぎ。後者について、オンエアする必要はない。この番組は「アイドルオタクがアイドルと旅をしたらどうなるか」ではなく「バスvs鉄道」なのだ。ゲストの個性を出すのはありだが、それが中心になるのはおかしい。

〇録画して見ればストレス少なめ

「そんなに嫌なら見なきゃいいのでは」という声が聞こえてきそうである。ただ、上記を除けばそれなりに面白いのだ。公共交通機関で旅をしているので、自分が行ったとき/これから行くときと重ねて見ることができる。私は録画して早送りしつつ見るようにしている。そして見終わったら編集。くどいシーンや嫌いなシーン、CMなどを消してどれだけ短くなるかが楽しみなのだ。

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