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語学に明確な目標は必須ではない 2022年11月【3】

【A】
語学を続けるためには明確な目標が必要である、とよく言われます。でも私はそう思いません。私自身、それなしに4年間英語の勉強を継続しています。

2019年1月から、英語学習を始めました。当初は目標を持っていました。「インターネット上の英語コンテンツを楽しみたい」というものです。今でもその思いは変わりません。

ただこれは一応の目標に過ぎず「絶対そこにたどり着くぞ」というほどの思いはありません。それで勉強を続けることができています。

なぜかと言えば楽しいからです。私の学習法は多聴多読です。たくさん聴いて、たくさん読む。それだけです。

日本語のように楽に理解できるわけではありません。だから負荷を感じます。でも楽しいので、何かを目指してトレーニングしている感じがしないのです。

外国語はなかなか理解できないから楽しいのです。テレビゲームの「スーパーマリオ」を思い浮かべてください。最初のステージは簡単にクリアできます。

次のステージからは段々難しくなっていきます。ずっとステージ1だったらいいのにと思いますか?

ゲームが楽しいのは、クリアするのに骨が折れるからです。難なくクリアできるゲームは退屈です。外国語もそれと同じです。

朝起きて、顔を洗います。それからご飯を食べて、学校に行きます。学校は家から1時間かかります。

こんな文章はまったく面白くありません。でも未知の外国語で読むと不思議と面白いのです。

未知の言語においては、読めることそのものに喜びを感じます。だから学習初期は、何を読んでも面白い。外国語学習の醍醐味のひとつです。

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