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「こっそりパートナーのシャンプーを使う人」がいない世界がいい

「パートナーが自分用のシャンプーではなく私のをこっそり使っている」

という話をよく聞きます。

もちろん、パートナーの性別によらず、誰かと一緒に暮らしている人ならよくある話かもしれませんが、特によく出会うのは「男性が女性のシャンプーをこっそり使う」ケース。

なぜ、彼らは「使ってみたい」とパートナーに言わずに“こっそり”使うのでしょうか?

もちろん、なんとなく試してみたかっただけという人も多いと思いますが、
華やかな香りや、良いお値段の高機能なシャンプーを使う自分にどこか後ろめたさを感じている人もいるのでは、と思うのです。


男性はさっぱりした香り、使い心地のものを使うべき、
男性が値段の高い化粧品を使うのはおかしい
身だしなみに時間をかけすぎるのは男らしくない etc…

こういった呪縛はシャンプーに限らず、スキンケアやメイク、ファッション全般に言えることかもしれません。

女性もおなじです。

女性だから化粧はして当たり前
女性向けアイテムはとりあえずピンクで
女性なら身だしなみに気をつけないと etc...

そして、性別だけでなく、大人だからプチプラのキラキラしたアイシャドウはNGだとか、美容に興味がないから高いスキンケアは使ってはいけないだとか、年齢やライフスタイルを理由に「これは私向けではない」と自分の周りに線を引いてしまってはいないでしょうか。

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とはいえ、最近はそういった「線引き」をしないブランドも増えてきています。

リッチな男性スキンケア製品やグルーミング製品が一般的になりましたし、男女ともに使いやすい「シェアコスメ」が続々と登場するなど、ユニセックスなスキンケアブランドを目にする機会が多くなりました。

アジャイル コスメティクス プロジェクトの製品も、無駄を削ぎ落としたミニマルなデザインや、自然由来の精油を使った香りを選び、あえて性別や年齢のターゲットを感じさせないデザインにしています。

スキンケアだけでなく、ファッション市場でも、カップルでおそろいの服を着るリンクコーデやストリートファッションの流行で、性差を感じさせないアイテムが一般的になりつつあります。

しかし、私たちが最終的に願うのは、性別を超えたアイテムが増えることだけでなく、どんなジェンダーやライフスタイルであっても、気後れせずに自分らしいアイテムを選べる世の中なのではないでしょうか。

もちろん、肌につけるものを選ぶ上では、生物学的な性別や年齢の特徴を理解した上で選んだ方がよいこともあります。皮脂の分泌量はやはり男性の体を持っている人の方が多いですし、女性の体は生理周期に肌のコンディションを左右されることも。歳を重ねればシミやシワなどが目立ちやすくなるなど、それぞれで抱える問題は異なります。

そういった違いを知った上で、「男性は何を使うべきか」「40代は何を使うべきか」ではなく、「自分の肌や髪が何を欲しているのか」という視点で、必要な成分や自分らしくいられる香りやつけ心地を追求していくことが、自分らしい選択肢を増やすヒントになるのではないでしょうか。

パートナーのシャンプーを、堂々と「素敵だから一緒に使いたい」と言えるような世界なら、もっと自分の肌や髪を整えることは楽しくなるのではと思っています。

ほかにも、こんなことを考えながらACPは「本当に良い肌」のためのスキンケアを作っています。

AGILE COSMETICS PROJECTとは?

AGILE COSMETICS PROJECT(アジャイル コスメティクス プロジェクト)は「天然由来成分」の持つ「豊かな有効性」を最大限引き出しながら、製品の「官能性」を追求するスキンケアブランドであり、購入者の意見を取り入れ、製品を迅速に進化させていくプロジェクトです。
このnoteでは私たちのプロダクトに込められたストーリーや、自分の肌が心地よくあるためのヒントをお届けしていきます。

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