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昨夜の料理〜「初荷!」の鮎のコンフィはすごかった。

昨日朝、スーパーへ行くと、魚売り場に鮎が大量に並んでいた。六月一日が鮎漁の解禁日だと大きく書いてあり、翌日なので「初荷」ということだろう。しかしもちろん天然ではなく、養殖ではあった。それでも旬の雰囲気は満載だ。商売上手である。

何にしようかと悩んだが、どこかで見かけたコンフィを作ってみることにした。ヨーロッパの保存食の手法で、低音の油で長時間煮て、そのまま冷え固まると随分と長い期間、ゆっくり食べられる。鴨やチキンなどが有名だが、なんにでも応用できる料理法だ。

鮎の粘りや鱗、お腹の中に残っているものなどを掃除して、ハーブやニンニクと共に、いざ油の中へ。理想は沸騰しない95℃で五時間。しかしうちのオーブンは100℃が最低温度だったので、フツフツとしてしまう。時々開けて様子を見ながら四時間半。身が崩れそうになるほど柔らかくなり、お皿に移すのも一苦労。

これが素晴らしかったのだ。鮎にナイフを入れてもどこにも当たらない。骨が無いかの如く、ストンとナイフが入る。味は全てに一体感があり、香りがよく、複雑で後味が長く続く。これお魚?というぐらいのなんというか、上品で繊細なパテかハムのよう、というか。薄塩で仕上げたので、ディジョンマスタードが大変よく合った。夫も大喜び。これは「ご馳走感」がめちゃくちゃ出る料理法だと、「特別なものを食べたよ!」と。とにかく焦げずに上手く行ってよかった!!

昨日は午前中、久しぶりにウォーキングに出かけた。いつもの海辺りの公園や広場は、夜にお祭りがあるらしく準備ですごい混雑。そぞろ歩きの観光客も多く、やはり暖かい季節は早朝でないと、海を見るより人を見ることになる。それでも5キロ歩くと、随分と身体と気分が軽くなった。

そして、夕飯を食べていると遠くから花火の音が。準備した通り、無事にできたのね、とちょっとホッとする。まぁ雨が降っていたのだが・・・。子どもたちが楽しみにしていた様子だったので、よかったよかった。

続く



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