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昨夜の料理〜梅醤、ローストビーフ。朝顔の芽が出ただけでこんなに嬉しいなんて。

昨夜は月があまりにも美しく、びっくりするほどだった。寝る前に空を見上げて本当によかった。

さて、梅醤を作った。ネットを見ていて、どこかで効能を見たのだ。風邪や胃腸の不調、夏バテなどに効くという。番茶でいただく、というのも古風で風流な感じ。

梅をつぶして、醤油と生姜汁と合わせる。一昨年の自家製の梅干しは、その年から取り寄せた無農薬の梅があまりにも素晴らしく、おかげでとても美味しいものができた。梅醤をお茶に溶かして飲んでみると、旨味がたっぷり感じられて、梅の酸っぱさと醤油の香ばしさ、生姜のほのかな香りで非常によい。朝、寝起きに食事前に摂るとよいという。しばらく続けてみるつもりだ。

夕飯は、最近ハマっているタスマニアビーフでローストビーフを焼いた。(スーパーで前日の塊肉が安くなっていたのだ)塩胡椒とニンニク少々で焼き付けて、あとはタオルに包んで放っておく。いいバルサミコとディジョンマスタードのみの味付けでいただいた。赤身が噛み締めるごとに味わい深いだった。和牛もいいが、タスマニアビーフはサシがなくて臭みもないので、とても食べやすい。
付け合わせは、これもご近所さんが春菊と一緒にくださったサニーレタス。生のヤングコーンを焼いて。
もう一つの付け合わせは、パリパリチーズそら豆のせ。焼いても焼いても、なかなかパリパリまでにはならなかったのだが、それはそれで美味しかった。

昨日朝起きてベランダに出たら、朝顔の種から芽が出ていた。植えてまだ三日だというのに、元気に青い芽を出してくれていた!

種をまいて水をやっただけなのに、あの硬い種から柔らかい新芽が出ると、なんだか感動してしまう。最近、世話をしている観葉植物を見ていると、植物もかわいいなぁ、と思う。種から育つなんて、なおのことだ。

テレビで見かけた話だが、植物は動けない分、何か(なんだろう)を使ってお互いに会話をしているということだ。生きているわけだし、何も考えていない、ということはないだろう。刻々と育っている観葉植物たちを見ても、感情はあると思う。条件が良ければすぐに元気になるし、ちょっと悪ければすぐに萎れたり、ぐったりしたり、それこそわかりやすい変化を見せる。ペットと同じで、人間が世話をしないと生きていけない生き物たちだ。懸命に芽を出しているのを見ると、できるだけのことはしてあげたくなる。植物にマニアックな人たちがいるのも、理解できる。

しばらく続いたお酒が飲みたい問題だが、なんとなくどこかへ行ってしまった。今ここで飲みたいなぁ、という気持ちは、いつの間にかいなくなっていた。しかし、いまだにワインの瓶やグラスがあるとごく自然に取りそうになる。習慣というのはやはりなかなか抜けない。取りそうになって、「あれ?違うよ?」と頭で確かめて、忘れる。その繰り返しを夕飯時や、その後に夫と話をしている時などにしている。

昨日は夫にえらく褒められた。断酒と、それに伴って変化した私の身の回りについて、「大変よい方向に向かっていっているのが見えて、とても感心している。なんなら尊敬している」と。しかし私も、断酒や断捨離などの私自身の変化を受け止めてくれて、あれこれ意見を聞いてくれたり、手伝ってくれる夫がいるからこそなのだ。パートナー、というか、一緒に生活している人と信頼関係があるというのは、大変ありがたいことだな、と思った昨夜だった。

続く




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