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昨夜の料理〜穴子づくしの夜。大きい方が柔らかかった。イギリスにまた行きたいと強く思う。

下拵えをして冷凍したばかりの実山椒を活かしたくて、穴子を買いたかったのだが、ここ数日なかなか売っていなかった。しかし昨日スーパーへ行くと、福島県産の巨大な穴子がずらっと・・・早速一尾おろしてもらった。(ここの魚屋のお兄さんはものすごく手際がよく、褒めると「うす!」と言う。照れているのか?)

続いて用があってデパートのある大きなターミナル駅へ行ったのだが、そこでもフラフラと魚屋さんに寄ってしまい、ついもう一つ、だいぶ小さいが、地場で採れた穴子を買い求めてしまった。

さて。二尾もどうしよう。となったのだが、煮魚、蒲焼、天ぷらに。

食べ比べができるじゃん。と、結論から言うと、スーパーで買った巨大な穴子の方が柔らかくて美味しかったのだ。もちろん、細いものもしっかりした立派な穴子だったのだが・・・。好みの問題かもしれないが、蒸してもいないのにふわふわの口当たりだった。大きい物の方が美味しいこともあるのだ。勝手に小さい方が繊細で柔らかいのかと思っていた。うなぎも同じかな?もちろん実山椒の香りはピリッとしてとてもよかった。

昨日はさらに、実山椒をお裾分けしたご近所さんから採れたての春菊をいただき、小鉢と天ぷらにした。小鉢の中身は茹でたしめじと春菊、国産の生ハムとパプリカを中華ドレッシングで。春菊の素晴らしい香りと歯触り!国産の生ハムはいつもの宅配のお取り寄せだが、肉肉しくて、大変美味しかった。スペインやイタリアのものよりもお肉をいただいている感じ。

知り合いがイギリス・アイルランド旅行をしており、Facebookなどにアップしていてとても懐かしく、また行きたいなぁ・・・と、ぼんやり色々なところのホームページなどを検索して過ごしてしまった。

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ロンドンのチェルシーフィジックガーデンは、何度も行ったところ。最初はそり返った日焼けしたボタニカルアートの絵葉書と、石のように硬いアイスクリームしか置いていない売店がある静かな場所だったが、今はもう、素晴らしい観光名所になっている。何度も行っている間にカフェやレストランがどんどん充実していったのは見ていたが・・・イギリスって変わったなぁ、と思う。

私は20年近く前、マンチェスターへ語学留学に行ったのだが、8年前に最後に夫と行った時ですら、もう昔ながらの朝食を出すパブのあったところは近代的な高層ビルになっていたりして、びっくりしたものだった。今行くとどれぐらいどうなっていることやら。

食べ物が美味しくなったのにも、驚いたものだった。ワインだって「赤・白。辛口・甘口。」しかなかったのに、黒板一面のワインリストがあったりして。さらにフレッシュな野菜を多用したパブ料理があり、逆にぬるいパイントビールをちびちび飲んでいたお爺さんたちは、もう来ても落ち着かないのではないか?というぐらいだった。

今は円安で、なんとかして現地にたどり着いたとしても、とてもじゃないが贅沢はできず、なかなか行くのは難しいな、と思ってしまう。私はイギリスの個人主義的な、人に構わない感じが好きで、行くと開放感に浸ったものだった。全員の外見が違うし、みんな自分の責任で気ままにしている感じ。日本のようにすごく背の高い私をジロジロ見られることもないし、国際都市は気が楽だと、つくづく思った。

ああ懐かしい。先生や、ホストマザーは元気かな?メールしてみよう。

続く




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