名古屋へ行く─動物園編─
愛知県名古屋市『東山動植物園』
何とか7時前に家を出る事が出来てホッと胸を撫で下ろす
のも束の間で、京都駅に着いたら迷いなく向かった券売機の前で軽くうろたえる
大垣までしかない。。。
あ、JRで行くのです、急がないし、新幹線が苦手なのもので
で、みどりの窓口で買わないといけないことを思い出し猛ダッシュで八条口へ向かい階段を駆け上がり近づくとすごい行列!
どうしよ、どうしよ、どうしよ
あ、乗り越し精算で良いやんか!と思い至り、落ち着いて戻り大垣まで購入し、改札を通る
予定通りに家を出て予定通りの電車に乗れた
良い滑り出しに嬉しくなる
人との約束やお稽古の日以外の休みの朝は起きられないし、何かと準備にもたついて思っているより遅くなったらもう辞めてしまったりする事もあるのでこれだけで嬉しい
朝食を摂るでもなく、コーヒーを飲むわけでもなく、凝ったお化粧やヘアセットをするわけでもないのに、もたつく
いやだいやだ
新幹線に乗る時はチケットを購入していることが多いので、もう、前乗りしようかなと思うほど
京都駅あたりに、ね
そんな色々な気持ちは京都に残して、嬉しい気持ちで窓の外の景色を眺めながらのんびりした気分で電車に揺られる
朝たまに起きて動き出すとすごい人の多さと、皆こんな早くから動いているのかと驚かされる
米原駅はものすごく混雑していて、乗り換えできるのか不安になるほどだったけれど、無事乗り換えて関ケ原を越えたとき何ともいえない高揚感に包まれる
関ケ原より東にいるのだ、私は、と
そして、名古屋に到着!
人の多さと、建物の高さにワクワクドキドキしながら『市営地下鉄東山線藤が丘行き』を唱えながら地下鉄で動物園に向かう
階段を上る時からワクワクする壁を見ながら勢いよく上がっていく
スムーズに到着してしまったので、チケット購入のためにコンビニには寄らず券売所で買うことにする
こちらも少しは並んだけれど、大騒ぎするほどでもない
周りを見渡してもほとんどがご家族連れかカップルだけれども、見知らぬ土地なので全く気にならない
家を出た時は寒いくらいだったのに少し動くだけで汗をかくほどに暑いし陽射しが強い
園内は階段やらアップダウンも激しいので、はしゃがずゆっくりペースを心がけて進む
ニシゴリラは”体調管理のため展示お休み中“とのことで、イケメンのシャバーニを見ることができない
残念!
ご飯の時間だったのでアクティブな姿を見ることが出来た
皆、思い思いに好きな物を拾い確保したら好きな場所に移動してむしゃむしゃむしゃむしゃ
京都には空港がないので、空港のある町で見る飛行機の大きさにはいつも驚かされる
少し遠いけど、大きい
日光浴かな?こちらもすごい大きさ
フードコートなどのあるエリアはすごい人だかりで賑やかだけど、一番賑やかなのはアシカ
大きな声で鳴いたりバシャバシャ音を立てて水に入ったりしている
意外にも動きが激しくびっくりする
このそばではペリカンが丸まって寛いでいる
こちらはのんびりと陸の上でたたずんでいた
足が長くて細いけど、貫禄あるな
気持ちよさそうにまどろんでいたり、身体を寄せ合って寝ていたり、平和
建物の中には赤ちゃんがいて、大人のゾウの横にいると小さくて、とても可愛い
本当に綺麗に縞模様が入っていて筆で描かれたもののように美しい縞
意外にグレーの色味があり、トラリン(京博のマスコットキャラ)のような綺麗なグレー
ユーカリをむしゃむしゃ食べてるコアラや、寝てるコアラもいるし、マイペースな雰囲気やムチムチした感じがたまらん可愛い
ユキヒョウも写真のとおり、ハクビシンも丸まってぐっすり眠っていた
マヌルネコも、お目当てのラーテルも夜行性なので活動している姿を見るのはむずかしいのかもしれない
よく来られているような口ぶりの方たちが『今日もやっぱり見られなかったね』というような会話をしながら中を覗いておられた
ただ、何度も戻って様子を見に戻った最後にウロウロする背中と激しく鳴く声を聞けたのでとても嬉しい
コモドオオトカゲや、ライオンは長蛇の列で見るのをあきらめる
フクロテナガザルがものすごく大きな声でわめいていたのでもう一度見に行って、すごい迫力のアカコンドルやクロコンドルももう一度見る
ラーテルは諦めきれなくてもう一度戻るも姿は見えなかった
レッサーパンダやワオキツネザルなんかはチラッと出てきて姿を見せてくれたがすぐ中へ入ってしまった
とても可愛かったし一目見ることが出来ただけでも良かったかな
500円でこれだけ楽しめるなんて素敵だと思う
暑さと人混みで疲れてしまったので3時間ほど動物園だけ楽しんで、13時頃には地下鉄で名古屋城に向かっていた