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JR西日本 やくも運行区間の伯備線+山陰本線の列車たち

先日、2022年3月から運行開始した、381系特急「やくも」の国鉄色車両の撮影話を紹介しました。

381系特急「やくも」の運行区間の伯備線や山陰本線は、撮り鉄にはとても魅力的な路線だと改めて認識しました。

現在、日本では新幹線が整備されその地域の在来線では、特急列車は一部の例外を除いて運行していません。
新幹線が整備されていない山陰地方の山陰本線とそこを結ぶ伯備線は、特急「やくも」がほぼ一時間毎に、寝台特急列車「サンライズ出雲」は毎日定期運行、山陰本線では、キハ187 気動車特急「スーパーおき」「スーパーまつかぜ」。
豪華クルーズトレイン「TWILIGHT EXPRESS 瑞風 MIZUKAZE」。
観光列車「あめつち」。
JRでは珍しいラッピング車「石見神楽」「名探偵コナン」。
普通列車もレトロ感たっぷりの車両です。

撮影に行った4月は、桜と特急「やくも」の国鉄色車両を撮影しに集まった撮り鉄で賑わっていましたが、「国鉄色」以外にも魅力的なネタに溢れていて、本当に楽しく撮影できました。

285系 特急「サンライズ出雲」
381系 特急「やくも」国鉄色
381系 特急「やくも」
キハ187 特急「スーパーおき」
87系 TWILIGHT EXPRESS 瑞風 MIZUKAZE
伯耆大山背景 観光列車「あめつち」キロ47形
115系
キハ121/126 名探偵コナン ラッピング車
キハ121/126 石見神楽ラッピング車
キハ47形

Youtubeにアップした動画は、 ↓ こちらです。

撮影地は、Youtubeの説明欄に記載しました。と、言っても駅間の紹介ですが、ネットの衛星地図を見れば簡単にピンポイントで特定できると思います。

撮り鉄の撮影地/撮影スポットをネットで紹介する事の是非に関して、いろいろな考え方があると思います。
撮影地/撮影スポットをネットで紹介した事で、多くのカメラマンが集まるようになり「荒れてしまった」という事例があるのも事実です。
これは、撮り鉄に限らず、風景の絶景スポットでもよく聞く話です。
だから
「撮影地/撮影スポットはネットで紹介しない方がいい」
という考えには一理あります。
しかし、撮影地/撮影スポットを隠した所で、作品(写真・動画)を発表してしまえば、撮影地/撮影スポットは特定されてしまうものです。

私は、撮り鉄でも、絶景風景でも、いろんな各地へ出かけて感じる事は、多くのカメラマンが集まる場所に「偏り」が激しいという事です。
有名になってしまった人気撮影地には、多くのカメラマン(多くの一般の人も)が集まる一方で、すぐ近くのあまり知られていない撮影地には、誰も来ない。そういう場所が山ほどあります。
これは一般的な観光地にも通じる話で、人気観光地だけ一極集中し、そのすぐ近くには魅力的な場所なのに知名度が低い為に閑散としている観光地は日本には沢山あるのです。

なので、一極集中の「偏り」を解消する為にも、撮影地/撮影スポットはネットで紹介した方が良い、と私は思っています。

今回、伯備線で撮影していて感じた事は、木野山駅周辺から備中川面駅周辺には、撮り鉄に向いている撮影地が数多くあり、その情報も広く知れ渡っているので、多くの撮り鉄が集まっていたけれど、適度に分散してストレス無く撮影できました。

山陰本線の米子駅~安来駅間にある伯耆大山を背景に撮影できる撮影地は、一極集中の「偏り」の典型的な場所です。
幸いここはキャパが広いので良いのですが、問題は車の駐車スペースです。農地の狭い道路やちょっとした広めのスペースに無理して駐車すると
明らかに地元の迷惑になります。
私は少し離れた広いスペースに駐車し折り畳み自転車で撮影地まで移動したのですが、最終的に「国鉄色やくも」通過時刻にはこの広いスペースにも多くの車が駐車していました。
「ここなら迷惑にはならないだろう」と思い駐車した場所ですが、さすがにはみ出るくらいの車が集まってしまうと、不愉快に思う地元の人も出てくるだろうな、と感じた次第です。

人気撮影スポットの一極集中の「偏り」の解消は、簡単にできる事ではないという事も再認識した今回の撮影でした。

「国鉄色やくも」ここには20人位の撮り鉄が集まりました。

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