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特急「やくも」50周年記念 381系国鉄色

JR西日本管内で特急「やくも」として岡山~出雲市間で運行されてい「381系電車」は、特急列車で国鉄時代に導入された最後の車両です。
2022年3月19日から、特急「やくも」の運転開始50周年を記念した企画として国鉄色車両のリバイバル運転が始まりました。

先日の西日本桜ロケでは、チャンスがあれば是非撮影したいと思い出かけました。

私の行うロケは、クライアントに依頼されて行くロケより、自分が独自に撮影したいと思うテーマを独自に撮影するロケの方が多く、今回もこの自前のロケです。
なので、好きな撮りたいものだけを撮るのでもよいのですが、そうは言ってもそれだけでは単なる趣味になってしまいます。

なので、将来的にビジネスに繋がる可能性の高いと思われるテーマをやはり撮らなければいけない、と、意識してロケに臨みます。

ロケを計画する際には、何を狙うか優先順位を考えます。

今回の場合は、やはり、現状確実にニーズのある「新幹線」は第一優先です。

そして、ビジネスとしてのニーズはまだ未知ですが、話題性の高いものは優先順位が高くなります。

私が考えた優先順位の高い二番目の候補は、豪華クルーズトレイン「トワイライトエクスプレス瑞風(みずかぜ)」です。

瑞風の運行日程を頭に入れて、ざっくりとした撮影スケジュールを考えました。

今回紹介する381系「特急やくも」の国鉄色は、鉄道マニアの間では話題性は高いもののビジネス性は疑問で、どちらかというと私の個人的な趣味という感じです。
現行、381系は既に引退は決まっているので、ビジネスとしての将来性はあったとしても一時的なものと思われるからです。

今回のロケでは、瑞風と岡山での新幹線の撮影のついでに国鉄色「やくも」がそれなりに撮影できそうだったので、チャンスがあるならできるだけ思う存分に撮影してみました。

下の2点は、山陰本線の同じ場所(荘原~直江間)で瑞風と国鉄色「やくも」を撮りました。通過時刻も近く、しかも撮り鉄は私一人。

瑞風の周遊コースの2日目は、島根県の宍道~松江エリアです。しかも一日に何度も行ったり来たりするのです。
ここは、特急「やくも」の運行区間でもあります。

宍道湖が近くなので、宍道湖背景の場所を探しました。

候補地はいくつかあったのですが、山陰本線と宍道湖の間には道路が走っていて、構図的にも、無理やり宍道湖を入れ込む構図になるので、あくまでも主役は「国鉄色 やくも」とわりきりました。

ちなみに、瑞風通過時刻には、多く(5人くらい)の撮り鉄が居ましたが、瑞風通過後は終日私一人だけです。

さて、日にちは5日前にさかのぼります。

特急「やくも」の定番撮影地として、伯耆大山を背景に撮影できる有名撮影地(山陰本線 安来~米子間)があります。

今年1月に撮影したものです。
「国鉄色やくも」も是非ここで撮りたいと行ったところ、ここは非常に多くの撮り鉄が集まっていました。非常に多くと言っても、10人から15人くらいでしょうか。この日は土曜日でした。伯耆大山に冠雪が多く残っている事を期待したのですが、かなり融けてますね。

瑞風の周遊コース1日目は、午後に岡山エリアを行ったり来たりします。

それまでの午前中は、近くの伯備線で撮影しました。

ちょうど桜も見頃で、平日にもかかわらず多くの撮り鉄が沿線各所に集まっていました。
伯備線の魅力は、撮影向きのポイントが、沿線各所に、しかも比較的近い場所に多く点在している事です。しかも、桜の木も至る所にあります。
なので、多くの撮り鉄が集まっても適度に分散するので、ストレス無く撮影できる事だと感じました。

今回は伯備線のごく限られた地域(木野山駅、備中川面駅周辺)だけしか訪れていませんが、機会があれば全線各所をいろいろ巡ってみたいと思います。

最後に今回撮影した「特急やくも 50周年記念 381系国鉄色 リバイバル運転 走行映像集」です。

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