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回顧録⑲

株式会社に切り替えるという決断は、私にとって非常に重要で、多くの悩みと葛藤が伴いました。社長になることの最も深刻な側面は、「社長の役割」をどう果たすかということでした。この問題は今でも私にとって大きな課題です。

以前、私はグランドオーナーとして、一人ひとりのスタッフとの深いつながりを築くことを重視していました。しかし、社長になると、このアプローチだけでは不十分だと気づかされました。私がスタッフの声を直接聞くことは、組織全体のコントロールを難しくし、私自身にとっても非常に困難でした。しかし、スタッフの笑顔を見ることが私にとって何よりも大切で、その機会が減少することは私のモチベーションを大きく低下させました。同時に、スタッフから見える社長の存在も変化し、これが私にとって大きな課題でした。

さらに、社長になってからは以前とは異なり、自分の仕事の成果がすぐには測定できない状況でした。その中で私は何かもっと会社に貢献できることがあるのではないかと考えました。

そこで、私は以下の3つのアクションに焦点を当てることにしました:

  1. ゴルフ: 以前から知り合いの方がゴルフを提案してくれ、ビジネスネットワークを広げる機会として魅力的でした。これを通じて、会社外の人々との交流を持つことが、自社の視野を広げるために不可欠であると感じました。

  2. 英会話: 日本経済が縮小傾向にある中、観光業は成長の機会があると考えました。日本の観光資源を最大限に活用するため、海外の旅行会社やツアーガイドと円滑なコミュニケーションを取るために、ビジネス英会話は無理にしても日常日常英会話のスキルを磨くことを決意しました。

  3. 容姿への投資: 内面の価値はもちろん大切ですが、外見のケアも重要だと認識しました。ストレスからのアルコールやスイーツの過剰摂取が体重増加につながっていたため、ダイエット、姿勢改善、ネイルなど、容姿の変化に積極的に取り組みました。これらの努力は、外見を整えることで自信を取り戻し、仕事により集中できるようになりました。

 

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