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親子の対話から見える、信頼と正直さの重要性

息子から興味深い話を聞いたので、そのことについてシェアしたいと思います。息子は今年、中学を卒業し、3月に卒業式が控えています。夫ではなく私に卒業式に出席してほしいという彼の希望に、私は心の中で微笑んでいました。「まあ、仕方ないなぁ。私のほうがいいんでしょ」と思っていました。

そこで、息子にその理由を尋ねてみました。「どうしてパパは嫌なの?」と。息子の答えは、ちょっと面白かったです。彼は、夫と二人きりの時間が苦手なのだそうです。決して嫌いというわけではなく、家族全員でいるときは問題ないのに、二人きりになると話すことに困るそうです。その話を聞いた私の妹も、子供の頃は父親と二人きりの時間が気まずかったと話してくれました。ちなみに私は、母親と二人きりの時間が苦手だったことを思い出しました。

息子に気まずさの理由を尋ねたところ、彼は友達から聞いた面白い話を引き合いに出しました。「こたろうとこたろうのお母さんの関係はめっちゃ変わってる」と。???と思わず首をかしげました。息子にどこが変わっているのか尋ねると、私は隠し事がないからだそうです。この間、ラブホテル街を通ったときも、普通にその話題について話したそうですが、普通の母親は内緒にするようです。

そう言われてみれば、私の父親も何でも知っていることは教えてくれたので、私に対してごまかすということがありませんでした。だから私も父親に何でも話していましたが、妹には話さなかったようです(笑)。

私はごまかすことが子供の信頼を失わせるのではないかと感じました。子供はどんなことでも興味津々です。だからこそ、中途半端なごまかしは子供の信頼を崩すことになりかねません。言ってはいけないことがあるにしても、それはっきりと伝えるべきだと思います。ごまかすことは、良い結果をもたらすことはないと感じます。

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