美容と人生: 顔から見える努力と価値観
私は25年間エステティシャンをしています。
なので人の肌や顔をじっくり見てしまう癖があります。そしてその人の人生について考えてしまうんです。
この間、テレビを見ていたらアメリカに渡って頑張っている日本人女性についての番組をしていました。彼女は小さい体で異国地で一生懸命戦っていました。
なぜ戦うと書いたかというと、彼女の顔にくっきりと戦ったと感じさせるような証拠が残っていたからです。
私たちは一生懸命何かに取り組むと往々にして歯を食いしばり、力が入ります。それが長く続くと咬筋が発達し、頬の下に筋肉がつきます。彼女の顔は奥歯をかみしめて、大変なことや嫌なことに立ち向かってきたのがわかるお顔でした。しかし、その笑顔からは、そのような困難に立ち向かってきた強さがにじみ出ていました。
他にお顔に表れるサインとしては、目が悪いや眼鏡やコンタクトレンズがあっていない人、ドライアイは眉間に濃いしわが入りやすくなっています。不機嫌そうに見えたり、不満があるように見えるたりするので眉間のしわはないほうが良いしわです。そのため目のケアは大切です。
顔の印象は少しのことで変わります。
20歳の顔は自然から授かったもの。30歳の顔は自分の生き様。だけど50歳の顔にはあなたの価値がにじみ出る
ココ・シャネルの言葉です。
50歳になった今本当にそうだと思います。いくら若いころきれいだったとしても、それは親からもらった顔で自分の努力ではありません。
今の自分の顔は好きですか?
もしあなたが20代なら、今から自分の顔を作るときです。
もしあなたが50代なら、これまでの経験を振り返り、自分が本当に望む顔になるために取り組みましょう。
どの部分が違うのかは、他人にはわかりにくいかもしれませんが、印象は皆さんが感じるものです。起業を考える方たちに、自分の顔と印象について考え、自信を持って新たな一歩を踏み出す力にしてもらいたいと思います。
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