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支えられる強さと、支える責任

今日はミーティングがあり、その中で非常に傷つく言葉を言われました。

「自分は自分を犠牲にして頑張っているつもりかもしれないけど、もし会社がつぶれたら、社員は路頭に迷うことになりますよ。」

この言葉を聞いた瞬間、胸がぎゅーっと締め付けられるような感覚になりました。私は、社員たちを路頭に迷わせないために個人事業主から株式会社へと移行したのに…この言葉は私にとって一番辛いものでした。

その夜は悩みすぎて眠れませんでした。「本当に私は会社を守れるだけの力があるのだろうか?」そう考え、自己不信に陥りそうになりました。しかし、この話をある方に相談すると、こう言われました。

「その人のまわりにはたくさんの人が集まっていますか?そして、かえさんのまわりにはたくさんの人が集まっていますか?」

私はその人のまわりについては知りませんが、私のまわりにはたくさんの人がいて、いつも助けてくれます。それを伝えると、さらにこう続けられました。

「かえさんのまわりには素晴らしい人たちがいるのですね。それは、かえさんが感謝されているからでしょう。ところで、自分自身には感謝していますか?」

この問いは私を驚かせました。普段、周りのことばかり考えていて、自分に感謝するなんて思いもしませんでした。彼はさらにこう言いました。

「良い人のまわりには良い人が集まり、そうでない人のまわりにはそうでない人が集まります。」

その言葉に私は気づかされました。私のまわりには素晴らしい人たちがいて、いつも助けてくれるのは、私自身が何かを与えているからなのかもしれません。だから、私は自分のことを少し誇りに思うことができました。

とはいえ、相手が言った言葉にも一理あると感じます。会社のリーダーとして、社員の生活や未来に責任を持つことの重さは計り知れません。傷ついた言葉にだけ目を向けるのではなく、なぜそのようなことを言われたのか、その背景をもう少し深く考える必要があると思いました。彼の言葉には、会社の未来を真剣に案じる意図があったのかもしれません。

私はこれからも、周囲の助けに感謝しつつ、リーダーとしてもっと成長していかなければいけないと思います。周りに支えられていることに甘えず、しっかりと自分の足で立ち続けること。それが私自身と、私を信じてついてきてくれる人たちに対する真の感謝の表現だと思います。

#仕事での気づき

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