夫の健康診断:娘たちへの手紙
夫の健康診断についての面白い話をきいてください。
夫はこの一年で15キロのダイエットに成功しました。健康診断の結果の発表の前日は、ワクワクドキドキ。とはいうものの元々がかなりの体重オーバーだったので、『明日はもう少し痩せた方がいいと言われるだろうけどね』とにやにやしていました。
実際は…
看護師さんは現在の体重だけ見て『やせてくださいね』と冷たく言ったそうです。努力を認められなかったので、イラっとしたらしいです。
その後、お医者様の問診の時、去年との比較を見て、びっくりした顔で『小田原さん、すごいですね!頑張りましたね!』と言ってくださったみたいです。夫は喜んで、どうやって痩せたかを話したらしいです。
そのことを帰ってきて、寸劇仕立てで話してくれたのですが、52歳のおじさんが子供のようにきらきらしていました。そして来年はお医者様がおっしゃっていた目標の体重になれるように頑張ると大きな声で話していました。
この話を聞いて、私は夫に『やっぱり頑張ってよかったね』ということともう一つ付け加えて話しました。
『そのお医者様、たぶんパパが喜ぶのを見てとても喜んでいると思うよ。』と。
人は喜んでもらえると、ほめた方もうれしいのです。そしてそれはこれから先、お医者様が患者様と接するときの基準になるはずです。
『パパ、めっちゃ良いことしたね』というと、
夫はまたまた私にほめられて喜んでいました。
何歳になっても、認められるということはうれしいことで、もしかしたらうれしいを超えた気持ちになるのかもしれません。
人を喜ばせることは、すべての幸せにつながります。
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