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包丁とお化け:ものを見る観点

娘の塾へのお迎えの途中、彼女から尋ねられた言葉には、深い意味が込められていたようです。彼女は私に向かって「ママ、包丁はこわいの?」と尋ねました。その後、「お化けはこわい?」と続けて質問してきました。この単純な質問から、私はさまざまな考えが湧いてきました。

包丁とお化けを同じカテゴリーに入れることは難しいですが、私の娘は彼女の世界で何かを理解しようとしていたのかもしれません。私の役割は、彼女に適切な答えを与え、彼女の好奇心を育むことでした。


娘は毎日面白い質問をしてくれます

私は悩みましたが、最終的に次のように答えました。「お化けはこわいかどうかはわからないね。だってみたことないから。包丁は怖いかどうかは使う人によるね。何に使うかで怖いものにも便利なものにもなると思うよ。そういうものって世の中にいっぱいあるから、たくさん勉強して、うまく使えるようにしたほうがいいね。そしたらどんどんいろんなことができるよ」

娘にはまだ私の答えが理解できなかったようですが、私は彼女に対して、異なる視点で物事を見ることの重要性を伝えたかったのです。私たちの世界には様々なものが存在し、それぞれに異なる側面があることをわかることは、豊かな知識と共感力を育むのに役立つことです。

この瞬間は、私たちの関係を深める貴重な機会でもありました。娘の好奇心に応え、彼女の質問に真剣に向き合うことで、私たちは互いによく知り、絆を育むことができました。

子供たちが物事を探求し、質問し、異なる視点から世界を見ることをさせてあげることは、子供たちの成長と学びの一環です。この出来事から、私たちは共に学び、成長し、新しい視点を受け入れることの重要性を再確認しました。私の娘はこれからもたくさんの質問を投げかけてくるでしょうが、それを喜んで受け入れ、彼女の好奇心を励まし続けるつもりです。

でも実はいろいろな側面から物事を見ることは子供にだけ有効ではないです。本当に必要なのは頭が固くなった大人の私にこそ必要なことかもしれません。意識しないとどんどん自分の見たい方向からしか見れなくなってしまいます。いつも意識して、頭がさびないように気を付けたと思います。

 

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